ロータスヨーロッパの部分修復④

手間のかかってるヨーロッパも進んできました。

ドアは全面パテ修正。

ボディの塗装浮き部分。

最小限で終わらすためこのような感じで剥離。

FRP割れが沢山見えてきましたが最小限の範囲で終わらないといけないので

FRPの修理は不可能です。ただ、割れのままだと塗装しても割れが見えますので

アルミパテ(ファイバー入り)で塞いでしまいます。

こんな感じで終わらせようと思います。

直に割れが見えてくる事は確実ですが・・・・。

全面を覆いました。

合間にジャッキを当てて割れたFRPを簡単に修復。

フロントのこの辺り。

ヨーロッパのジャッキポイントは明確にココと言える所がないので

こんな事が起こるのでしょう。

出来る限りサスペンションやフレームで支えるようにした方が無難です。

内部の足元からFRPを貼って塞ぎました。

この後サフを塗布し仕上げの塗装になります。

 

 

ミニのマークⅠ仕様の製作④

マークⅠ仕様のミニはかなり進んできました。

内装も一新するため、加工を進めています。

そしてすべての下地が完成しました。

塗装に入ります。一度では塗れませんので、5回に分けて塗ります。

そして、塗装が終わり組付け。

センターキーやステアリングシャフトなどマークⅠ仕様に変わりますので

配線も引き直しになります。

また、トップシーリングから内装も一新していきます。

ほぼ完成し、残りは内装のシートやトリムが帰ってくるのを待ちます。

例のスライドガラスも完成。

ガラスに開いた穴位置が悪くプラスチック部品の細工が必要でした。

 

 

 

ミニのマークⅠ仕様の製作③

ミニマークⅠ仕様はスライドガラスの続きから。

土台となるパネルを溶接しました。

ガラスの高さが370㎜ですので、

ガラス取付面内寸が378㎜付近になるようにしました。

アウターのモールですが、純正をどうにかして付けるしかありません。

このままではゴムラバー部が邪魔になりますので

カッターで綺麗に切り落とします。

次はアウターヒンジ。ダミーではありませんので補強などの細工が必要です。

ボディ側の補強はこんな物を製作。1㎜厚の鉄板です。

ドア側は以前に使った型がありましたので「これでいいや」的に進めました。

燃料タンクを製作した時に使った物です。

ボディ側を取り付けます。シーラーと溶接で取付。

ドア側。シールのみです。

ドアを付けました。角を丸くしましたので、ボロ隠しします。

こんなパネルを作りました。本物とはピラー廻りの構造が全く違いますので

ボロ隠し的に・・・・。

取り付けますとこんな感じ。

作業がかなり進みましたので、大物部品もバラシます。

ガラスが外れましたのでワイパー穴の穴埋め。

ここもこだわり?のセンター取付にします。

センター2箇所を残して穴埋め。

ここでは以下のワイパーモーターの細工が完成してます。

そして、ワイパーを運転席側にセットしたいため(純正は助手席側に倒れてます)

ワイパーモーターを細工します。

純正ワイパーの中は至って単純。

モーターが円盤を回してリンクがワイヤーを動かしてます。

その円盤についてるギアの裏側に出っ張りが付いてます。

これを180°動かすのですが、ギアを少し浮かしてセット。簡単です。

これでワイパーが反対に倒れてくれます。

これで雰囲気はマークⅠに近づきます。

問題が一つ。。。

センターにワイパーが付いて110°しか動きませんので

ふき取り面積が狭いです。

リンクの動きを大きくするよう細工すればワイパーの動きが大きくなりますが・・・・。

 

そしてワイパーの取付幅をボディに合わせて短くします。

合間に細かな部品のブラスト。

ここにあるボンネットロックはワイヤーの付くタイプですが

丸棒を曲げて溶接し、室内オープナー無しでも開くように細工しました。

 

 

 

 

 

ミニのマークⅠ仕様の製作②

マークⅠ仕様の製作はドアに移ります。

作業はフロント下部コーナーの加工(丸くします)、アウターヒンジ化、スライドガラス化。

ドアは作業が多いです。

先ずはコーナーを丸くします。

ここは大胆に早く!

耳を起こして。

カット。。。

閉じると完成。リア側は元々丸くなってますが同レベルです。

このままだと直ぐにサビますので防錆塗料を少し薄めて流し込み。

内部から外へうまく流れ出ました。

次はスライドガラス。こちらは多分レアな作業かと思います。

パーツはショップから購入できます。

インナーモールやガラスラン(ゴム)は本物。

土台のパネルとガラスは日本製のようです。

ガラスは強化ガラスです。

ポリカでも良いという方はこのキットは購入しないで

インナーモールやガラスランなどを買って土台は作った方が良いかもしれません。

なにせ超お高いパーツです。

このパーツは取扱説明書のような物は一切ありません。

うまく付くように考えて作業します。

作業のメインは手前の土台となるパネルをどこにどうのように付けるか!

まずはインナー側をカット。私はアールを残してカットしました。

そしてアウター側、補強のインナーパネルを外します。

スポットと接着にて取り付けてある物です。

ここへ、土台のパネルと取り付ける要領になります。

取り付けはスポット溶接です。

取付前にパネルを切ったり削ったりして都合のよい位置に調整します。

ちなみに本物のパーツはこのままでは付きません。

多少の加工が必要です。

ココまでは仮付けです。こんな感じで進めていきます。

 

 

 

ミニのマークⅠ仕様の製作

このど派手なミニを落ち着いたグレーに色替え&マークⅠ仕様にしていきます。

大型オーバーフェンダーだったのでフェンダーは大胆にカットされてます。

オーバーフェンダーレスにするのでこの辺から手を付けます。

手っ取り早くスクラップからパネル調達。

マーカーランプを利用して位置確認。

取り付けはガス溶接にて丁寧に。。。

反対も同じく。

そして、お馴染みのテールランプ。

こちらもお馴染みパネル。

まずは取り付け部に沿うように修正します。

こちらも丁寧にガス溶接。パテ使用量が少なくて済みます。

内側もすっきり!!

両方終わりました。

次はドア回り。。。。こちらも先が長いです。

 

 

 

 

 

ロータスヨーロッパの部分修復②

ヨーロッパはエンジンフードの続きになります。

手作業にて剥離していきます。

やはりドア同様、緑色が軟らかいです。

ペーパーはすぐに目詰まりしますので剥離するだけで時間がかかってしまいます。

割れもチラホラと見えます。

貼り付けてあった網は錆が見えるため剥離ブラストして仕上げます。

剥離が出来たのでFRPにて割れ部分を補修します。

そしてパテにて歪を修正。

まだ、ドアもパテ修正が残ってますので、まだまだ先が長いです。

 

 

 

 

ランボルギーニ エスパーダのオールペイント⑤

エスパーダはチジミとの戦いになってしまいました。

旧塗膜に密着不良の層があるのでしょう。

塗装後に不具合がでる可能性は勿論ありますが・・・・。

とりあえず下地完成し塗装に入ります。

塗装は下部の黒から上部黄色は3回に分けて塗装してみようと思います。

そして、塗装が終わり組付けと磨きを同時進行で進めています。

根気のいる作業です。。。。

劣化の激しかった燃料ホース類はこの際新調しました。

現状は透明なシリコンホースをタイラップ固定してあったので一部は抜けていました。

新調した部分はすべて燃料用ホースで金具バンドにて固定しました。

エバポ系はここから室内を通ってるようで・・・。

古い車なので色んな部分が現在の車では有り得ない作りです。

ドア組付け時に少し気を使いました。

・・・といっても、ビニールを貼っただけですが・・・。

これが無いと室内へ水が入ってきたり、トリムが痛んだりといい事がありません。

簡単に終わったように見えますが・・・・。1週間程度の組付けと磨きが終わりました。

工場内なので前からの写真が撮れません。

一応、前から。

アップ写真。

波のひどかったパネルがスッキリしました。

 

 

 

 

 

ワーゲンバスのフロント修理④

ワーゲンバスの塗装が終わりました。

少し艶引きで塗装し他の部分の雰囲気に合わせてみました。

艶引き塗装すると乾燥後に黒が浮いてきて色が変化してくるので

調色に気を使わないといけません。

仕上がりはまずまずかなぁ。

 

 

 

ロータスヨーロッパの部分修復

パッと見は綺麗なヨーロッパ。

色んな部分にクラックが発生しています。

今回は目立つ部分のみ修復。ついでにドアの立付けなどを行います。

まずは立付け調整などの作業のあるドアから。

割れ修復もあるのでドアは外します。

割れ部分を剥離していくとちょっとおかしい・・・・。

スクレーパーでも簡単に剥がれていきます。

これでは色を塗れる状態ではないので仕方なく全体を剥離。

裏側も出来るだけ剥離します。

剥離していくとFRPが限界に達し割れてる部分があります。

ヒンジになる部分は今にも取れてきそう・・・。

立て付けが狂ったり、キーロックできない原因かなぁ・・・?

ロックやアウターハンドルの取り付けが割れて無くなってます。

剥離後はこんな感じ。

表も剥離しますとこんな感じになりました。が、、、、、

グリーンは元色です。ただ、すごくネバ~い。

この時代では塗料はラッカーでしょうから、仕方ないです。

ただ、上塗りが密着しない原因かもしれない・・・と考えられる・・・。

やはり緑も剥離した方が無難だよねーー。

で、こんなになりました。

上の方はFRPが見えてますが、FRPクラックがある為です。

FRPを貼って補修していきます。

表はココとガラスレールくらい。

裏側は至る所に貼ってます。

補強すべき所は内部から。

乾くとある程度面だしします。

完全防備して研削してますが、体が痛かゆい・・・・・。

ロック部分とアウターハンドル取り付け部。

ロック部分は丈夫にしたいので、必要なだけ穴を開け直しました。

次はテールランプ廻りやエンジンフードに手を付けます。

状態はドア同様なので、全剥離が望ましいですが、、、それでは全塗装になってしまいます。

部分塗装なので必要な部分だけ。。。。

剥離した部分としない部分の切れ目は不具合がでると思いますので、オーナーさんの了解を頂きました。