ポルシェ911(type993)カレラ4の全塗装

こちらも同時進行中です。

パッと見は綺麗です。が、表面は剥離して仕上げていきます。

ついでにサンルーフが動かないので直します。

ざっと分解し、蓋物から剥離していきます。

防錆塗料はサビランジャーです。メッキへの密着が良好な錆止め剤です。

ちなみに錆はありませんので防錆用として塗ります。

純正の亜鉛メッキは出来るだけ残したいと思い、このような仕上がりです。

サビランジャーは半透明。

そして、通常のプラサフ(2液のカラーサフ)を塗ります。

こんな感じで進めます。

バンパーはPPプラスチックなので薬剤を使った剥離はできません。

ただ、塗膜がすごく厚いので(シルバーだけでも6層)4層程度は研磨剥離しようと思います。

サンルーフはギアケースの破損でした。仮修理して動かしました。

部品は本国オーダーになりました。

ポルシェ911 SC ボディレストア④

すべてのパネルに防錆&プラサフが入りましたので、歪取り作業をしています。

必要に応じてハンダで面だししていますのでパテの使用はかなり少なくなる予定です。

歪取り~パテ~プラサフの再塗布~歪取り~と地道に続きます。

ポルシェ911 SC ボディレストア③

外板パネルはすべて剥離して防錆&プラサフをしています。

蓋物やバンパー類から。

防錆材はサビランジャーを使用。透明な防錆剤です。

一旦すべてにサㇷが入ったので修正が必要な部分を見つけながら仕上げていきます。

ポルシェ フロント廻りの修復

まっすぐ走ってくれないとの事で入庫。

チェックしてみると、フロントサスペンションの取り付け位置がズレているのが判明。

おまけにねじれてる。寸法を修正しながらサビ修理も同時進行で行います。

サビ部分はバッテリー取付部の下側。

意外と多い、バッテリー液にやられてる部分です。

一枚のパネルになるように一つづつ外していきます。

結構、重症。。。。

サスペンションが外れる前で良かった!

すべてのパネルを購入して移植するのが一般的ですが・・・。

一つづつ製作&切り継ぎで復活させていきます。

これらは簡単に。

広範囲になると何かベースになる物を作らないと難しいので、

私の場合は石膏を使う事が多いです。木枠とかすごく面倒で時間もかかるけど、

石膏は混ぜて型取るように流し込むだけ。

精密ではないですが、、精密である必要もないので!

型にはしっかりとハマるように作ってあります。

これらを取り付けると復活です。

一番下のフロア部分が終わりました。

跡はメンバー部の上側を取り付けるだけになりました。

隠れる所は先に防錆しときます。

下から見た画像です。

ポルシェ911 SC ボディレストア②

ポルシェは各部分解、確認しながら外します。

部品を外さずにシルバー塗装してあるので元色の黒がチラホラと見えてきました。

シルバーは爪やスクレーパーで簡単に剥がれます。密着はNGですね。

残念ながらリアガラスの熱線は導通がありません。

雨漏れでリアシート下のフロアにサビ穴。

恐らくサビ穴はここだけのような気がします。(剥離するまでわかりませんが・・・)

穴埋め後は延々とケレン作業・・・・。

隣と一緒に一日中やってました。

そして錆止め。

今回は染めQテクノロジーの「必殺錆封じ」 (もっとグローバルな名前を希望したい・・・)

半乾きの状態でパテできます。

もう一度錆止めを塗って2~3時間後にプラサフ塗布します。

同時に細かい部品をブラスト&防錆&プラサフにて仕上げます。

モール類も一緒に。

ライトリムは左右で材質が違うなぁ。

真鍮の方が社外品??

バンパーの小部品やミラーも。

ドアも剥離してみました。

シルバーの上には塗れないので裏表剥離しないといけません。

表側、剥離剤で作業しますが、さすがにパテが出てきました。

パテはバーナーで。

ようやく鉄板が見えてきました。

この辺りで要らぬ事に気づきます。

亜鉛メッキの下に何故か錆が・・・・。マジか!!

メッキも剥離しないといけません。

ようやく剥離が終わりました。

一先ず錆止めを塗って一段落します。

ポルシェ911 SC ボディレストア

ポルシェ911 SC アメリカ仕様車です。

エンジン不調やサスペンションの修復に目途がたったので一旦アライメントを確認し、

オーナーさん自身で走行確認。

手直し箇所はあるが、大きな問題なく、エンジン降ろしてボディ作業へ。

初代ナローポルシェのボディレストア⑧

ご無沙汰での更新です。

内容が抜けてますが、初代ナローの外装ペイントが完成しました。

オーナーさんのこだわりはオリジナル!

細いタイヤにホイールキャップが洒落てます。

後ろから。

ナンバーホルダーもオリジナル。

いいね!

初代はホイールアーチの張り出しが少ないです。

バッテリーケースがないのも初代ならでは。

フロント側タイヤハウス内、配線の取り回しも全く違います、

初代ナローポルシェのボディレストア⑧

ナローはフロント廻りの作業をしています。

オーナーさんの持ち込み部品も利用しながら進めます。

フロントインナーのリプロダクト品、初代に近づける為の交換になります。

一応元の状態。

取り替えるとバッテリーボックスが無くなります。

作業に当たり現状の寸法チェック。

パネルの仮付け。リプロダクトなのですんなりとはいきません。

切ったり、叩いたりして組んでいきます。

合間には剥離も。

そしてカーーーット。



サビは半端ない状態ですが、、、、、車検に通る状態にしたく出来る限り簡単に。

作業後。

上の画像の裏側も。

ようやく取り付け。

ボンネットオープナーのワイヤーが通るパイプもせっかくなので。

クネクネと意味なく曲がっていた物をまっすぐに

初代ナローポルシェのボディレストア⑦

西日本を襲った豪雨では多くの被害が出てます。

今も大変な状況に置かれてる方が沢山おられます。

 

私の方は工場は何事も無く、自宅庭に10cm程度の土砂が溜まった程度でした。

土砂の除去には一苦労しましたが・・・・。

電車が走れず休校になってる子供を除いて、仕事に専念出来るようになりましたので

ブログを更新したいと思います。

 

ナローはフロントフェンダーなど外せるパーツの作業を進めています。

パネルが無くなってる部分。。。。

製作するしかありません。

まずは裏側。

そして、表パネルを製作。

仮付けにて確認してます。

裏はこんな感じです。

そして、初期型のホーングリルを付けれるよう加工しました。

微妙な違いはあるかもしれませんが・・・・。

反対のフェンダーも。。。

こちらは表だけ。

裏も錆びてますが。。。。予算を気にしてます。

とりあえず剥離に入ります。

気になるドアから。

スクレーパーで剥がれる部分が結構あります。

錆が原因ですね。

全面パテのようなのでバーナーで焼いて大雑把に剥離した方が良さそうです。

剥離後、ブラストしてみました。

特にインナー側が錆ています。

一先ず防錆塗料を塗りました。

鈑金をやり直したいですが・・・・・。

この上にパテし直します。

問題の裏側は防錆塗料で埋め尽くしました。

作り直しがベストですが・・・・。

予算的にこのまま進めたいのでオーナーさんと相談ですね。

現在は他のパネルも一気に剥離してみようと作業中です。

 

 

初代ナローポルシェのボディレストア⑥

ナローは右サイドシルに入りました。

右のフロアは左のように致命的な状況ではないので今回は作業しません。

サイドシルの復旧のみ作業しようと思います。

右は左と比べると形が残ってます。叩けば穴が開きますが・・・・。

軽く切り取り。

使えない状況に変わりはありません。

ここも外します。

中のパイプは生きてますね。

スポット溶接はほとんどが剥がれてます。

形な無い部分は復旧して防錆しました。

防錆塗料が赤錆色からグレーに変わりました。。。

アウターも取り付け。ボディの全体の流れを左と合わせるために

簡易固定(テープ)してます。

元は後付けブラケットで固定されていましたが、、、無くします。

取り付け完了。

左同様、つなぎ目のハンダ仕上げも完了。

アップはこんな感じ。

フェンダーの取り付け部も一部だけ。

この後はフェンダーやドア類のフタ物を作業したいと思います。