ケンメリのオールペイント

懐かしのケンメリのオールペイントの作業風景です。

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ヨーロッパ車の仕事が多い私ですが、たま~に国産が入ります。

この時代の車でも国産はボディ精度が良いです。お陰で仕事もやり易い。。

この仕事の苦労した部分は付いていたパテの量が半端でない事。

ほんとに1cm位付いてる所がありました。しかも全体的にパテだらけ・・・・

すべてやり直しです。腐りは今まで作業した車を思えばなんて事はない・・・レベルでした。

それと、GTR風に改造されていましたが、やり方が「ちょっとまずいでしょ」状態だったので

これもすべてやり直ししました。

細かく丁寧に進めましたので長持ちしてくれるはずなのですが・・・。

過去記事の紹介になりますのでこちらへお越し頂き詳細を見てください。

 

 

 

フィアット500のオールペイント

フィアット500

ルパン3世に出てくるフィアット500のオールペイント作業風景にリンクします。

普段乗りなのでエンジンは絶好調!でもボディはサビサビの状態。

元々パット見は悪くなかったのですが色の下は錆びてるなぁ・・といった感じでした。

予算都合でトコトンまで復活出来ませんでしたが、それでも綺麗になりました。

以前のサビ修理で簡単に済ませている部分をいかに長持ちする状況にさせるか・・・しかも安上がりに。

そういう考えの下、作業していきました。

気を使った部分は、広範囲にパテが付いてしまう部分にはハンダで整形して出来る限りパテ量を減らしました。

パテの性能が良くなってるという方もいらっしゃいますが、材質がポリエステル樹脂に変わりありません。

出来るものなら使わないのが一番です。(予算上無理なことなのですが・・・)

作業内容から色んな苦労が伝われば本望かな。

最後に、あれだけサビと格闘した後でも仕上がるとかわいい車はやっぱりかわいいですね。

 

 

ポルシェ911(ナロー)のオールペイント&ハンダ作業

ポルシェ911

以前のブログ内容の紹介です。ポルシェ911(ナロー)のオールペイント作業風景になります。

予算上、旧塗膜の剥離をせず表面上の手直しをしながらオールペイント作業しています。

勿論、旧塗膜を剥離し地から丁寧に作業すれば格段に耐久性が向上するのは言うまでもありません。

さらに、旧車は新車時からハンダによる繋ぎ目の目隠しやハンダによるパネル形状の成型がされているため

ハンダ慣れしている作業者でなければハンダを使わずパテでのゴマカシ作業になってしまう事もありがちです。

それと、単なる部品のバラシ作業でも色んな知識が必要になります。と言いますのは旧車の配線カプラーは

どうにでも付いてしまいます。ですからカプラーを外す時にはひとつづつ目印が必要です。

また、目印が行方不明になった時の構造知識も必要になってきます。

今時の車は決まった所にしか付きませんので間違う事がありません。ある意味誰でも出来ます。

そんな事も思いながら見ていただければ面白いのではないでしょうか?

 

 

初代アルファロメオスパイダーのオールペイント

アルファロメオスパイダー

こちらも過去ブログの記事です。

初代アルファロメオスパイダー、デュエットっていうタイプです。

スパイダーの中では一番かっこいい(自分だけ??)と思ってます。

こちらはオーナーさんがカット部品を個人輸入され、それらを使って作業を進めています。

ヨーロッパには何でもあるなぁ。。と関心してしまう時期もありましたが、

カット部品はかなりの手直しが必要でした。簡易プレスで出来た物だったので仕方ないのかなぁ・・。

当然、製作した方が良かった部品もありましたが、すべて使い仕上げていきました。

こちらも旧車の部類なのでハンダが沢山出てきます。つなぎ目や形状修正にハンダが使われています。

ハンダの部分は抜かりなくハンダで仕上げました。長持ちしますからねぇ。。

あとはシート、トリム、幌など新調したものが多くありますので結構決まってくれましたよ。

バンパーやグリルなどのメッキ類はそのままなので少し残念ですが、いつでも出来る部位なので

ご自身で少しづつ仕上げていくと楽しいでしょうね。