以前のブログ内容の紹介です。ポルシェ911(ナロー)のオールペイント作業風景になります。
予算上、旧塗膜の剥離をせず表面上の手直しをしながらオールペイント作業しています。
勿論、旧塗膜を剥離し地から丁寧に作業すれば格段に耐久性が向上するのは言うまでもありません。
さらに、旧車は新車時からハンダによる繋ぎ目の目隠しやハンダによるパネル形状の成型がされているため
ハンダ慣れしている作業者でなければハンダを使わずパテでのゴマカシ作業になってしまう事もありがちです。
それと、単なる部品のバラシ作業でも色んな知識が必要になります。と言いますのは旧車の配線カプラーは
どうにでも付いてしまいます。ですからカプラーを外す時にはひとつづつ目印が必要です。
また、目印が行方不明になった時の構造知識も必要になってきます。
今時の車は決まった所にしか付きませんので間違う事がありません。ある意味誰でも出来ます。
そんな事も思いながら見ていただければ面白いのではないでしょうか?