ランボルギーニ エスパーダのオールペイント⑤

エスパーダはチジミとの戦いになってしまいました。

旧塗膜に密着不良の層があるのでしょう。

塗装後に不具合がでる可能性は勿論ありますが・・・・。

とりあえず下地完成し塗装に入ります。

塗装は下部の黒から上部黄色は3回に分けて塗装してみようと思います。

そして、塗装が終わり組付けと磨きを同時進行で進めています。

根気のいる作業です。。。。

劣化の激しかった燃料ホース類はこの際新調しました。

現状は透明なシリコンホースをタイラップ固定してあったので一部は抜けていました。

新調した部分はすべて燃料用ホースで金具バンドにて固定しました。

エバポ系はここから室内を通ってるようで・・・。

古い車なので色んな部分が現在の車では有り得ない作りです。

ドア組付け時に少し気を使いました。

・・・といっても、ビニールを貼っただけですが・・・。

これが無いと室内へ水が入ってきたり、トリムが痛んだりといい事がありません。

簡単に終わったように見えますが・・・・。1週間程度の組付けと磨きが終わりました。

工場内なので前からの写真が撮れません。

一応、前から。

アップ写真。

波のひどかったパネルがスッキリしました。

 

 

 

 

 

ランボルギーニ エスパーダのオールペイント④

残りの下地作業、フロントとリアのエンド。

一箇所のクラックを剥がすと予定通りの表面サビ。

こちらも防錆&プラサフ。

フロントも同じです。下部はサビてます。

同じく。。

一通り終わりましたので全体を点検。

全体剥離してないので不具合が出てます。

旧塗膜へのプラサフ中塗りで既にチジミが発生している部分あり。

上塗り時、大丈夫かなぁ・・・・。

まぁ・・・旧塗膜を使うので仕方ないです。部分的にやり直しします。

 

 

 

 

 

ランボルギーニ エスパーダのオールペイント③

引き続きサイドパネルの下地作り。

相変わらず手作業にて面研しています。

どうやら、クラックのある部分は錆があるような傾向です。

窓枠下部はサビてました。穴はなく何とかもちこたえてます。

部分的に防錆塗装します。

続きますが、パテしないと形状が出てこない部分が出てきます。

サイド下部全体はサビで剥がれてきますので剥離します。

後ろの色が浮いてる部分。剥離すると半田で大きな穴埋め。。。

しかも半田は剥がれているので、このような状態になってる模様。

キッチリ溶接して修理したいところ・・・・ですが、ガラスは外さないので

溶接は無謀です。パッチ当て程度なら出来そうなので仕方なくパッチ当てします。

反対側も続きます。

ドア先端部、前パネルと干渉して見栄えが悪い所。

曲がったままパテしてあるようでポロッと落ちてしまいました。

ここは鈑金します。

やはりこちらも下部全体錆びてます。

防錆しながら進めます。

ここで、少しおかしい所発見。。。サビがありました。

こんな所があるので気づかず終わってしまう部分は結構ありそうだなぁ・・・・。

ここは左右とも同じ状態。

ひとまず左右サイドが終わりました。

残るはテールランプ周りとフロントノーズ部分。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ランボルギーニ エスパーダのオールペイント②

エスパーダはボンネットやルーフの面補修を行っています。

#80ペーパーの手研ぎにて波を波を消すように削っていきます。

割れ部分はパテ修正です。

過去塗膜が若干密着が悪くなってますので、気にはなりますが・・・。

全剥離すると大変な作業になるため旧塗膜にて下地を作ります。

#80から#180で仕上げてプラサフ塗布しました。

上塗りが黄色なので白色プラサフです。

同じくルーフ。

ルーフにダクトがあり、水の影響で錆が発生しています。

内部から表に出てきてるようなので、内部はサビが多いかもしれません。

ルーフのトリムは外さないので溶接が出来ません。穴修正は防錆&アルミパテになります。

ルーフのダクト部分。割れや表面サビがあるので、ココは剥離します。

剥離した粉が回収出来ず、内部で詰まってもいけないので、

ココ用に掃除機の先端を製作。(刺さってるヤツ)

内部には劣化したシーラーの残骸が転がっているので

こいつで回収しておきました。

こんな物です。

ボンネット同様、#80から#180で仕上げてプラサフ塗布します。

波が見えなくなってスッキリとしました。

多くない鈑金仕事。

左のサイドシル。まずはステッカー剥がし。

やはりココでも密着の悪さが・・・・。ゴムローラーでステッカーを剥がしますと、一緒に色が無くなります。

鈑金後、ココは引き鈑金。

サイドシルとクォーターパネルの継ぎ合わせ部はハンダで隠してありますので

鈑金後は全体をハンダで修正します。

こちらは鈑金後。

そして、ハンダ修正後。

面積の大きいボンネットとルーフが下地完成しましたので、

残りの両サイドは少し気が楽なのですが、

何も起こらず進んでくれる事を願いたい・・・・。

 

 

 

 

ランボルギーニ エスパーダのオールペイント

超希少な車両が入庫しました。

ジャンボ尾崎さんが乗っていたいうエスパーダ。

状態は塗膜クラックいっぱい。パネルの波もいっぱい。

サビは表面には見えません。

今回は外観のみ仕上げます。

まずはバラシ作業。

手作り満載の車両だけあってパーツを外すにも一苦労します。

今回はフロントとリアのガラスは外しません。

外していくと気になってくる部品が出てきます。

まずはテールランプ。

レンズのネジがグラグラと止まってません。

取り付け部は穴が大きくなってますので止めようがないですね。

接着剤を流して止まるようにしました。

燃料タンク系のパーツ。左はエバポ系かなぁ・・。

ホースはこの際交換した方がいいかなぁ・・・という状態です。

タンク自体はご立派。多少のサビ程度。

この間にボンネットは修正に入りました。

全体の波を現状の塗膜を削ってナラシます。

クラックはパテ修正。

もうひとつ。サイドに付く1cm幅のモール。

左ドアハンドル隣りの短いモール。外してみると木製??

ここだけ無くなったのかなぁ・・・。

簡単に作れそうなので鉄板で製作しようと思います。

中央の物を製作しました。

取り付けは純正と同じ様にネジで固定できるようになりました。

この後は全体の面だし作業・・・。気が遠くなります。

 

 

 

 

 

 

カウンタックのオールペイント/完成!

カウンタックの外観塗装が完成しました。

 

私には乗れる車ではありませんが・・・かっこいい車です。

アルミホイールは純正に戻るそうです。

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後ろから

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かなり削り落として仕上げたので波打ちだった面が綺麗になりました。

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随分と迫力があります。

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この後、ユーロガレージさんにて車検を通すそうです。

 

 

 

 

 

カウンタックのオールペイント/ボディ本体の修理⑤

塗装が続いてます。

残りのパネルをマスキング中。

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これらが終われば残りはミラーのみ。。。。

ボディの塗装が終わりある程度乾燥させました。

仕上げもミラー仕上げなので、これまた時間がかかります。

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要領としてはブツ取り後、高精度のフィルムペーパーで削ります。

写真の白い所はペーパーが当たった所。

これをコンパウンドで仕上げます。

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スポイラー類はこの方法は無理なので普通の磨き仕上げになります。

・・・・・作業は続きます。。。。

 

 

 

 

 

 

カウンタックのオールペイント/ボディ本体の修理④

他の仕事を後回しにして付きっきりで進めてます。

 

雨が降ると一仕事増えます。

プラサフ塗布前の乾燥。(ジンワリと暖めて水分除去)

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ほぼ足付けも完了しました。

写真では簡単そうですが・・・・。

手作業なので2日間同じ作業が続きました。

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ドアミラーも足付け完了です。

ミラー本体にもプツプツと小さなブリスターがあるのである程度剥離しました。

なのでヨーロッパ規格の文字が消えてしまいました。

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塗装の準備に入ります。

一度に塗らず何度かに分けて塗ります。

まずはルーフやスポイラー類のみを塗るようにマスキング。

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こんな所までマスキングしてます。

タイヤハウスやフロア全面。

マスキングにも1日以上費やしました。

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一度塗ると強制乾燥はしない方向ですので、残りの部分は1日おきに塗り進めます。

 

 

 

 

カウンタックのオールペイント/ボディ本体の修理③

引き続き進捗状況です。

右ドアは全面プラサフが入りました。

パテ上からのブリスターの為、サフ前に充分な熱&時間で乾燥させました。

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左ドアも右と同じく全面ブリスターのためスプレーパテの層まで剥離します。

右同様、手作業での剥離です。

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何分、単調な作業が延々と続くので・・・・辛い・・・・。

右同様、波を気にしながら剥離&面研です。

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一旦、作業を前部に移します。

こちらはドアのような醜いブリスターではないのですが

小さな物があちこちに見えます。

少し削ってみますと元の色で止まっているのでその層まで剥離します。

こちらも面研しながら。。。。過去に2度補修されてるようですが、

その補修塗膜をすべて剥離します。

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左ドアもサフが入り、アンダースポイラー類を足付けしてます。

これらはFRPなので年月とともに縮んで波が発生してきます。

出来るだけ綺麗な面に仕上げたいので・・・出来る範囲で・・・。

ペーパーは#320で面研後、#600で足付けとなります。

当然、手作業。。。。

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カウンタックのオールペイント/ボディ本体の修理②

少しずつ進んでます。

リアクォーターは左右ともサフか入りました。

ブリスターは見えてる物だけ対策してるので残ってる部分が気にはなりますが・・・。

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お次はブリスターが目立つドアに移ります。

全面ブツブツの状態です。

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軽く剥離してみました。

一度も補修塗装されてないようですが・・・。

スプレーパテと思われる黄土色の下地の上から異常が出てます。

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虫メガネでアップ!

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新車の時に乾燥不十分のまま上塗りしたとしか考えられません。

塗膜は密着もよく劣化とは考え難いですね。。。。

全面を黄土色が出るまで剥離するほかなさそうです。

結構パネルの波も見えているので波を修正しながら剥離していきます。

。。。。ほとんど手作業になりました。

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