コロナの影響もありキッチンカーの製作依頼がありました。
軽トラのアルミボックスタイプを簡易的に加工するという内容です。
ルーフは幌だったため、電気メッキ鋼板と溶融メッキ鋼板で簡易製作。
のちにルーフは白色に塗ります。
コロナの影響もありキッチンカーの製作依頼がありました。
軽トラのアルミボックスタイプを簡易的に加工するという内容です。
ルーフは幌だったため、電気メッキ鋼板と溶融メッキ鋼板で簡易製作。
のちにルーフは白色に塗ります。
ロードスターはボディの塗装が終わってます。
残すはホイール塗装。
簡単なようで手間がかかります。
キズはアルミパテで埋めます。
溶接する方法もありますが、歪んでしまうと厄介なので・・・
サフを塗布するためのマスキング。。。。
関係ない部分を傷めないためこのように手間をかけてます。
塗装する時も塗らない所はマスキングしますので厄介な作業です。
それと、この所晴れ間がありません。
色データのないホイールは調色する為に太陽の光が必要です。
なので遅れてます。。。。。
ホイールの塗装は補修塗料を使う為、塗膜は弱いです。
元は焼付け塗装なのでそれと比べて、、、ですが。
タイヤ交換時は少し気を使う事になります。
当方にて4~5年前に全塗装した車両です。
なるべくパテを使わない方法で塗装しましたので綺麗な状態を保っていました。
今回は傷などの補修です。
まずはミラー。
NB用を取付けてありましたが、黒に塗装します。
分解して塗装準備します。
想像はしていましたがプラスチックは劣化により硬く脆くなります。
ネジを外すと・・・・。こうなりました。
片側は生きてますが割れが見えます。
完全に砕けた所は接着剤にて復旧します。
新たに接着剤で。接着力は期待し過ぎてもいけないので大きめに作りました。
あとは何とか分解。
下地を仕上げるに辺り今の塗膜を確認。
シリコンオフで溶けて剥がれますので、これでは塗装どころではありません。
綺麗に無くします。
そうするとまた問題発生。
ABS樹脂で出来ている物なのですが、細かなクラックが表面に見えます。
ABSは硬化が激しいのでこんなものなのですが、
このままだと塗装しても割れが浮いて見えてきます。
状態的に劣化が進んでるので
パテのような刺激を与えるのも気が引けてきます。
なので出来る限り削り落とします。
少しだけパテしますが、何とか使えそうになりました。
そしてハードトップ。
こちらは以前に修理した部分ですが・・・・。
剥がれてます。
修理時は問題なさそうだったのですが、何らかの理由で密着力が充分でないという結果でしょう。
劣化が原因の一因なのは考えられますが・・・・。はっきりとは言えません。
今回はプライマー塗布後にFRP用のポリエステル樹脂にガラスマット細かくせん断して
削って面を整えてみました。
しっかり付いているようなのでこのまま進めます。
念のためこの上にファイバー入りのアルミパテで覆います。
そしてボディの薄っすら凹みキズ。
トリムを外してもインナーフレームがあって鈑金出来ないと判断し、
最初は鉄板をハンダ付けして線で引き鈑金しようと考えていました。
いくらハンダで焼けを最小限に作業してもボディ下部のチッピングが痛みそうだよなぁ・・・。
ダメもとでデントリペアの要領でロウ付けで引いてみることにしました。
凹みが浅いので これ・・使えます。
透かしでみて少し波が残る程度にうまく引き出せました。
このままサフを塗布して塗装できそうになりました。
普段輸入車修理の多い当店ですが、国産も当然やってます。
特に特殊性がないのでブログには載せませんが、
ホンダの部品供給に??が付く出来事に2度目の遭遇となったので紹介してみたいと思います。
フィットのリアクォーターとサイドシルを同時交換する作業です。
部品注文はクォーターパネルとサイドシルアウターを別々注文。
修理業に接点のない人には見慣れない状況ですが、、交換中です。
部品を仮合わせ、、、、5㎜ほど足らない・・・・・。
溶接で埋めてしまえ!位の隙間ですが、クラックが発生してしまうと厄介なので
横着できません。
潰れた元パネルを切って形を整え延長します。
少ずれるとボディに沿わなくなるので慎重に溶接。(ガス溶接)
パテ量も抑えたいので形も綺麗にします。
また、先に合体させるので防錆できます。
通常より時間がかかって取付完了。
2度目の「勘弁してくれよー」の出来事でした。
たまに逆アールの修理がうまくいかないと聞くので
私のやり方を紹介しておきますので参考にしてください。
鈑金はアールの付いたハンマーを何種類か持っています。
鈑金方法は文章では表現しづらいので研ぎを紹介します。
研ぎもハンマー同様、アール付いた研ぎ板を作っています。
写真は一番ゆるいアールです。他にも何種類か作ってます。
市販の物は約に立ちませんので自分で作りましょう。
材料はアルミ板(アルミ合金が良いです)持つ所は何でもいいのですが
木が手っ取り早いです。(水に強い松など)
研ぐ部分のアールに近い物を使って研ぎます。
この方法で波は見えません。うまく仕上がると思いますよ。
比較的簡単な事なので
うまく出来てないと思ってる方は試してください。
たまには国産車も、(以前勤めた会社社員からお仕事を紹介されました)
リアフェンダーアーチ部をヒットして後方にズレながら凹んでます。
ディーラーさんでは交換のため高額な修理費用を見積もりされたようです。
溶接して引き出す方法は鉄板がもろくなりますので良くありません。
だから交換を薦められる訳ですが・・・・。
インナーとアウターを一旦分離し、引きながら鈑金すれば結構うまくいきます。
ざっと終わった所です。ココまでは特に熱源は使っていません。
後方に押されてる為、アーチの先端は鉄板が伸びてます。
ココでは熱源は使わず力ずくで絞ります。
だいたい仕上がりました。
ココでは細かく絞る為に熱源を使いました。
外したスポットは溶接します。
(値段との兼ね合いから面の仕上がりはそれなりです。)
パテ修正し塗装すれば完成です。
交換見積もりから半額以下で修理できました。
写真のような事故修理はよくある事ですが、
保険扱いで損害上はリアパネル、フロアパネル交換でしょう。
実際に交換した方が早いかもしれませんね。
ただ、純正のスポット溶接やシーラーの形状を復元するのはまず無理です。
車両には交換暦有りとレッテルを貼られ時価が下がってしまいます。
ならば、交換する工賃内で修理してしまう事も選択できる方がいいですよね。
(事故暦であることは変わりませんが・・・。)
修理時間はかかりますがこんなにキレイ直ります。
ほとんどパテもいらないでしょう。
さらにはサイドメンバー上のスポットやシーラーは生きてますのでフロアの交換暦は免れます。
何でもかんでも交換するより
「修理できるかな?」と一度考えてみるのも良いかもしれません。
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塗装し終えました。
サイレンサーパットが純正品が手に入らなかったので汎用品を使っています。
違和感が残りますが、全体的には修復跡が分かりづらいです。
酷かった部分のアップ。
裏側はこんな感じです。純正っぽくチッピングや塗装を施工してます。