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活動

DAD’S CIRCUIT MEETING in岡山国際サーキット1/14

2018/1/14に岡山国際サーキットにてDAD’S CIRCUIT MEETING還暦走行会が開催されました。

ABOUT MINIも久々の参戦です。

今回は色々と改良を加えたので確認も含めての参戦になります。

結果、特に大きな問題もなく走り切ることができました。改良の効果もいい方向!!

ただ、低温路面に1年前の古タイヤでしたので。。。。。

グリップ走行には程遠い状況でした。

以下は走行中のビデオ映像です。

50分耐久リザルト
ラップタイム

ミッションオーバーホール

2ndのギヤ抜けの原因がどうしても掴めないので

最終手段として可能な限りのミッションパーツを新品に交換してやろうと言う事で

DSC_0299

ベアリングやセレクトレバー、セレクターフォーク等

スペーサーやワッシャー等も可能な限り新品にして

シンクロは強化タイプの新品に交換します

部分的にはもう欠品部品等もあるので完全に新品には出来ませんが

かなりリフレッシュ出来るのではないかと思います

 

とりあえず全部バラしたら

DSC_0293

今回はバッフルを買ってみたので取り付けてみます

当然ボルトオンではないので仮付け調整したら

下穴を開けてM5タップを立てて取り付けます

DSC_0294

片側は内側真ん中にあるリブに取り付けるようになっていたので問題なかったのですが

もう片方はケース側面に取り付けるようになっていたので

ホントに大丈夫なのかな?と思いながら穴を開け過ぎないように気をつけていたのですが

ほんの5㎜程度で貫通しちゃったので全部貫通させてやりましたw

しょうがないので

DSC_0295

ネジを穴が開いた部分の外側の表面をベルトサンダーで荒らしてやって

ボルトを仮付けした状態で

DSC_0296

以前にミッションケースを穴埋めした接着剤で今回も穴埋めしちゃいました

だんだん接着剤だらけになってきてますw

最終的にはTIG溶接で穴埋めしてやった方がいいかもしれませんが

不具合が出るまではおそらくこのままでしょうww

 

では次

DSC_0297

DSC_0298

セレクターシャフトとインターロックスプールですが

セレクターシャフトのボール溝部分に削れている箇所があります

どちらにしてもシフトレバーから来ているエクステンションロッドとの繋ぎ目となる

ロックピンが通る穴が多少長穴になって来ていたので交換しないといけないかなと思っていましたが

これで完全に要交換部品となりました

間違いないとは言い切れませんがこれもギヤ抜けの原因のひとつかもしれませんね

DSC_0300

DSC_0301

セレクターフォークもほんの少しですが削れた跡があります

1st2nd  と 3rd4th 共に新品に交換します

DSC_0302

ベルレバークランクもアッパー、ロア、リバース、スペーサーと全部新品に交換します

とりあえずそこまで組んだ状態。。

DSC_0309

最終的に組んでセレクターシャフトを外側から見た感じ

 

次にメインギヤです

DSC_0303

ギアは当然そのままですがベアリングはメインのボールベアリングも

ニードルベアリングも全部新品交換です

メインシャフトはさすがに欠品?みたいですね。。

シンクロリングは上に書いたように強化タイプの新品

シンクロハブはさすがに金額的に諦めてスプリングとボールのみ新品交換です

 

カウンターギヤは

DSC_0304

シャフトはそのままでニードルベアリングのみ全部新品交換です

 

最後にドロップダウンギヤですが

DSC_0306

とうとうストレートカットに。。

アイドルギヤはローラーベアリングコンバージョンキットで

懸案だったアイドリングでのカチャカチャ音を低減させます

さらにギヤ比をプライマリー24歯→インプット23歯の0.96にして

もう少しトップスピードが伸びるセッティングにしてみました

合わなければインプットを24歯にすれば戻りますしね

DSC_0307

ギヤ側にローラーベアリングが付いたのでケース側についていたニードルベアリングを外して

専用のシャフトの受けをセットしておきます

 

後は最初に付けれるように加工しておいたバッフルをセットして

DSC_0310

ギヤボックスは完成

DSC_0316

エンジンとドッキングしてプライマリーギヤも仮付けした状態

ここをストレートカットにすると相当うるさくなりますw

ちなみにプライマリーギヤもブッシュはフルフロータイプの物にしました

新品になった分、スラストワッシャーを厚めの物を付けていた為にクリアランスが足らなくなったので

削って調整しておきました

 

あとついでに

DSC_0314

こんな物を作ってみました

クラッチのセンター出しアダプターになります

取っておいた予備のクランクシャフトにセットして

DSC_0315

位置決めになるドライビングストラップの取り付けボルトを緩めた状態で

クラッチバックプレート、フライホイール、クラッチカバーを差し込むと

自動的にセンターにセットされるので

その状態でフライホイール側のドライビングストラップ取り付けボルトを締め付けてやれば

勝手にセンターにセットされました

これでクラッチ踏んだ時にストールするようじゃ

完全にカバーのセンターがずれているという事になります。。

カバーのセンターズレだとやれる事が限られるんですけどね。。

 

 

と言う事で完成です

この状態で組んで再びジムカーナコースでテスト走行した結果

ようやくギヤ抜けは解消されたっぽいです

ただし、かなりの部分が新品になった為に

シフトチェンジがかなり渋くなってしまっているので

本来なら慣らしをしっかりした方が良いのでしょうけど

今回は本番前のテスト走行が開催されないらしいので

このままブッツケ本番になりそうですww

まぁ、無理せず本番が慣らしって感じでやるしかなさそうですねぇ。。

 

後はタイヤを新品にして部品交換によって完全に狂ってしまったアライメントを調整したら

本番に突撃となります

 

 

その他変更点

前回の大物変更とは別に

もう少しどうにかしたいなぁと言う程度の小変更も紹介したいと思います

 

まずは

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リヤしか写っていませんが

前後のハイローキットを交換しました

今まで使っていた物が使えなくなったと言う訳ではないのですが

コイルスプリングを使うようになったので

それに対応したものを使用しようと言う事での交換です

次に

ブレーキマスターです

少し前まではKADシングルシリンダーのブレーキマスターを使用していて

使用感自体はとてもいい感じで

ドカンとブレーキペダルを踏んでも遊びを超えたら壁を踏んでるみたいに硬くなって

安心感もありコントロール性もありました

ただ、新品からしばらく使った後にオイル交換も兼ねてエア抜きしようとしたら

オイルを抜くために一旦踏んだペダルが戻ってこなくなると言う現象が起こり

シール交換するまで直らない事が何度もあったので

いくらなんでもこれでは使えないと言う事でノーマルマスターに戻してしまいました

ノーマルだとエア抜き時の不具合は起こらなくなったのですが

逆にブレーキを思いっきり踏んだ時はグニューっとどこまでも踏み込めてしまうんじゃないかと言うくらい

踏み込み感がやわらかくて若干怖い感じもしていました

効くのは効くんですけどね。。

この踏み込み感の原因は当然マスターシリンダーのボア径の差から来るものなんですが

だからといって再びKADに変える気にもなれず

というかもうKADでは販売中止なんですね。。

国内のショップで売っている物もかなり高価になっているので

その点からもKADにする気にはなれなかったので

なんか無いかなぁと考えて出てきたのが上の写真です

当然ミニ用ではありません。。

実はマツダボンゴ用のブレーキマスターになります

マスターバックを外した状態では以外にもデュアルシリンダーのKADに見えてきますねw

シリンダーボアも

DSC_0267

見えにくいですが15/16とほぼ1インチ!

KADのシングルマスターと同じかこちらの方が大きいかもしれません

これを付ける事が出来ればかなり安心なブレーキになると思います

ただし当然ボルトオンって訳にはいかないので一つ一つ問題をクリアーしていきます

DSC_0268

まずは本体の取り付けとペダルに付けた時の動き代の問題があります

取り付けはミニ用に合わせて穴を開け直せばいいかという感じでしたが

ピストンから出てるロッド部の受けが結構長いので

ロッドを一番短くしても5㎜程度長くなったので

DSC_0269

スペーサーを作ってシリンダーを5㎜程浮かせてやりました

ついでにこれに合わせて

DSC_0270

シリンダー本体に新しい取り付け穴を開けておきます

これで

DSC_0272

本体取り付け完了です

あとはサブタンクを適当なバイク用みたいなのを付けて

配管をワンオフで作ってやったら完了です!

エア抜きして思いっきり踏んでもKADの時と同じ様に壁踏んでるみたいにカチカチになりましたw

これで一安心です

あともうひとつ

レース前等に毎回アライメント調整してるのですが

フロントのネガキャンキットが古い物で調整するのに一々ロアアームの付け根を外さないといけなくて

とても面倒だったので

DSC_0271

外さなくてもいいタイプに交換しました

ヘビーデューティーのピロボールタイプです

DSC_0276

DSC_0275

DSC_0277

これでアライメント調整が断然楽になりますねw

しかもヘビーデューティータイプなので足のガタつきも減るのでコーナリングも安定すると思います

んでこの状態で近くのジムカーナ場に行って試運転してきたのですが

とりあえずいきなり右廻りでギヤ抜けが発生して終了w

やはりギヤ抜けはミッションの中の何かに問題があるようですね。。

再度エンジン降ろしてミッションのOHになりそうです

いきなりこれだったのでその他もイマイチ良くわからなかったのですが

エンジンは力が出てきたかも?って感じでしたし

ブレーキもカッチリしてていい感じ

アライメントが適当なので足廻りはよくわからん。。

こんな感じでした

次回はミッションオーバーホールの紹介になりそうです。。

レース後の対策。。

さて、散々だったレースでの不具合対策と改善をやっていこうと思います

 

とりあえず前回のブログには書くのを忘れていましたが

レース中盤からえらくガソリン臭いなぁと思っていたら

リターン側のレギュレーターが壊れていたみたいで

ガソリンがダダ漏れしててそのまま室内に流れ込んでいました。。

私が耐久の決勝に乗ったときには具合が悪くなるくらい室内はガソリン臭で一杯でしたが

そんな事言ってられないので我慢して完走しました。。最後には頭痛かったです。。

その対策が1点目ですね

これはレギュレーターと燃圧計の交換で終わりでしょう

 

次に右コーナーでのターンイン時にテールが流れてしまう原因を探します

まずフロントのサブフレームを確認します

エンジン載ったままでは確認が出来ない部分もあるので

さっさと降ろしちゃいました

どっちにしてもパワー不足対策やギヤ抜け対策もありますしね

んでサブフレームの確認をしたのですが

取り付けも問題無くクラック等も見つかりませんでした。。

いくらリジット取り付けにしているとは言え

以前にも書いているようにサブフレーム自体と取り付けも取り付け側のボディーも

全部強化しているので正直、クラック等が入るとは思えなかったので

そりあそうだよなぁと思いながらも他を確認。。

リヤ側のサブフレームも確認しましたがこちらもサブフレーム本体や取付けにも問題なし。。

あとは足廻りのどこかか?と思っていたら

左リヤのネガキャンキットに異常が。。

####SC_CAMIQ################################## ####INFORMATION################################## ID: 353471050539838 ROM: S9021 ####SETTINGS############################ SCENE: OFF WB: AUTO ZSL: ON ROI: OFF AFD: 60HZ LED: OFF ####APEX################################ Sv: 7.36 Tv: 4.30 Av: 2.53 Bv: -0.54 ####Exposure############################ ISO: 513 real gain: 15.171790 analog gain: 8.000000 digital gain: 1.896474 exp time: 50.778427ms = 1/19.69s line: 2668 fps: 21.328125 exp index: 359 cur_luma_target: 44 LUMA: 46 lux_idx: 357.084961 bv_ideal: -0.517000 bv_real: -0.513000 bv_total: -0.364000 ####AWB################################# Rgain: 1.537 Ggain: 1.000 Bgain: 1.538 adj_gainR: 1.000000 adj_gainB: 1.000000 white_y_min_percent: 70 Color Temp: 4000 decision: 7=INDOOR_CUSTOM_FLO ######################################## ROLLOFF: TL84 AUTO ROLLOFF(D65): 0.700 AUTO ROLLOFF(old_D65): 0.000 ####Calibration############################### ISO_100_GAIN: 2.952782 R_COEFF: 1.067021 B_COEFF: 1.025271 EvenGain: 128 OddGain: 128 ch1Gain: 131 ch2Gain: 137 focus_position: 683 step_shido_up: 331 step_500_up: 417 step_100_up: 555 step_shido: 310 step_100: 534 step_inf: 362 ####Chromatix############################### Version: 208 ####SC_CAMIQ_END##############################

もう外してしまいましたが異常がわかるでしょうか?

####SC_CAMIQ################################## ####INFORMATION################################## ID: 353471050539838 ROM: S9021 ####SETTINGS############################ SCENE: OFF WB: AUTO ZSL: ON ROI: OFF AFD: 60HZ LED: OFF ####APEX################################ Sv: 7.45 Tv: 4.30 Av: 2.53 Bv: -0.62 ####Exposure############################ ISO: 545 real gain: 16.095900 analog gain: 8.000000 digital gain: 2.011987 exp time: 50.778427ms = 1/19.69s line: 2668 fps: 21.328125 exp index: 361 cur_luma_target: 43 LUMA: 45 lux_idx: 359.227844 bv_ideal: -0.602000 bv_real: -0.630000 bv_total: -0.537000 ####AWB################################# Rgain: 1.552 Ggain: 1.000 Bgain: 1.546 adj_gainR: 1.000000 adj_gainB: 1.000000 white_y_min_percent: 70 Color Temp: 4000 decision: 7=INDOOR_CUSTOM_FLO ######################################## ROLLOFF: TL84 AUTO ROLLOFF(D65): 0.700 AUTO ROLLOFF(old_D65): 0.000 ####Calibration############################### ISO_100_GAIN: 2.952782 R_COEFF: 1.067021 B_COEFF: 1.025271 EvenGain: 128 OddGain: 128 ch1Gain: 131 ch2Gain: 137 focus_position: 640 step_shido_up: 331 step_500_up: 417 step_100_up: 555 step_shido: 310 step_100: 534 step_inf: 362 ####Chromatix############################### Version: 208 ####SC_CAMIQ_END##############################

なんと真っ二つになってましたww

これでは左に荷重がかかる度にリヤのアライメントが狂ってどこ行くかわかんなくなりますね。。

ここも

DSC_0263

新品に交換します

国産の多少ヘビーデューティータイプにしました

 

あとはエンジンのパワー不足ですが

これはおそらく圧縮圧力の落ち過ぎが主原因でしょうから

ヘッド面研にて圧縮比アップするしかないですね。。

やり過ぎるとまた圧力が上がり過ぎてブローの原因になるので

とりあえず0.6㎜ほど削ってみようと思います

 ####AWB#################################             Rgain: 1.514             Ggain: 1.000             Bgain: 1.414         adj_gainR: 1.000000         adj_gainB: 1.019535 white_y_min_percent: 70        Color Temp: 4964          decision: 9=HYBRID ########################################           ROLLOFF: D65 AUTO ROLLOFF(D65): 1.000 AUTO ROLLOFF(old_D65): 0.000 ####Calibration###############################      ISO_100_GAIN: 2.952782          R_COEFF: 1.067021          B_COEFF: 1.025271         EvenGain: 128          OddGain: 128          ch1Gain: 131          ch2Gain: 137    focus_position: 710     step_shido_up: 331       step_500_up: 417       step_100_up: 555        step_shido: 310          step_100: 534          step_inf: 362 ####Chromatix###############################           Version: 208 ####SC_CAMIQ_END##############################

これでも圧縮比的には0.5程度は上がる計算なので

圧力も14kg/c㎡ちょいくらいになってくれれば完璧ですね

降ろしたついでに

DSC_0255

バルブシートの擦りあわせと確認をしておきます

あとさらについでで

DSC_0256

メンテナンスフリーを謳っているオイルエレメントを分解してみて

状況を確認してみました

DSC_0257

結構な鉄粉が付いていますねぇw

ミニはオイルにギヤも漬かっているのでどうしてもかなりの鉄粉が出てしまいます

このエレメントは結構使えますねぇw

ただし金属粉以外は筒抜けになるので頻繁なオイル交換は必須になります

 

あと一番の懸案であった2速のギヤ抜けですが

今の所これで間違いないと言う原因は掴めていません。。

2速に入れたまま真っ直ぐエンブレかけてもなにも起こらないのですが

そのまま右にハンドル切った瞬間に抜ける感じですね

エンジンマウント自体に問題は無く純正テンションロッドもブッシュは強化ブッシュにしてありますし

追加テンションロッドも上部はガチガチなので関係ないでしょう

下部の追加テンションロッドはエンジンに取り付けるプレートのロッド取り付け穴が

結構な長穴になっているので問題があるとすればここでしょうか?

可能なら新品強化品に変えたいですねぇ。。

あと可能性があるとしたらチェンジロッドをエンジン側と固定している部分のブッシュが

DSC_0254

少しひび割れているので交換しておきます

あとはチェンジレバー本体をなるべく前に寄せる感じで取り付けました

これでよくなればいいのですが

まだ出るようならちょっと試行錯誤の長期戦になりそうですな。。

 

とりあえず即対策が必要な部分はこんな感じになりました

次回はもう少し改善が必要かなと思った部分をやっていきます

 

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