ナローポルシェ フロア腐食の修理

ナローの仕事が以外に多い。

ドイツ車なのによく錆びるのが一因かも?

今回はフロアの腐食。

オーナーさんは色々気になる所があるようですが、

まずは大きな穴がきになるようです。

今回の場所は左のリアシート足元付近のフロア。

大きく穴が開いてます。

隣りはすでに別の修理業者によって手が加えられてます。

鉄板を切って被せてるだけなので長持ちはしないし見た目もNG。

さらにサビ゙が広がっていくので、このような作業は避けたい所。

予算も限りがあるのである程度は簡単に仕上げます。

シート類を下ろして防音マットのようなガラス繊維状のマットを剥がします。

外側から見る状態とはまた違ってます。

一面を剥がしました。

サビ穴が増えてしまいました。

張替えに入ります。

まずは帯鉄で簡単な型を作りました。

少し時間がかかりましたが、このあとは早いです。

足りない部分も簡単に終わらせました。

これ位張替え。

溶接部はサビがない方が良いのでそこだけカップワイヤーでしっかりサビ落とし。

張り替えるとこんな状態です。

表面ともチッピング塗装するので細かい作業は抜きです。

簡単に防錆。刷毛塗りです。

チッピングと黒色を塗りました。

分からなくなりましたね。

外側からは。

ここだけはまともなフロアになったと思います。

 

 

 

 

 

キャンピングカーのFRPボディ修理②

キャンピングカーは塗装に入ります。

現状の表面はゲルコート仕上げで劣化による表面割れが全体に見える状態。

やるべき作業は割れを削り落とすのがベストです。

(すごく手間で、さらに色んな作業が追加されます。)

今回は簡単に補修で終わりますのでこのような作業は出来ません。

なので、割れ部分とその周辺を厚めのプラサフで覆って割れを隠してしまいます。

(割れの上に塗ってしまうと更に目だってしまいますので、やらない方が無難です。)

 

マスキング中

塗装が終わりました。

下部だけ艶がでてます。周囲にあわせて艶消しという方法もあります。

割れの部分は判らなくなりました。

 

 

 

 

キャンピングカーのFRPボディ修理

キャンピングカーのFRPの修理の内容です。

大きな車なのでこんな事は不思議ではありません。

修理方法をアルミパテで何とかなる?と考える修理屋もいるかもしれません。

走行上の強度とは無縁な場所ですが、車は常にネジレながら走ります。

ボディもそれに合わせてネジレますのでパテ修理は無謀になります。

出来れば両面にFRPを貼って修理したい所ですが、内側からは難しい場所です。

決して無理ではありませんが、内装を分解しないと無理です。

今回は表のみでFRPを貼って修理します。

先ずは切り取り作業。

シャワールーム?(トイレルーム?)や配線が見えます。

何故か援衝材が落ちてきました。

詰め物をしてウレタンフォームで穴埋め。

(ウレタンフォームは中に残ったままになります。)

何となく形を復旧していきます。

FRPの貼りしろを残さないといけませんので小さめに成形します。

ウレタンフォームの上にはFRPが貼り難いのでパテ付けます。

(専用の材料はありますが目的はパテで充分間に合います)

FRPをしっかり付けたい周囲はプライマーを念のため。

そして貼ります。削りしろを考慮して4プライで張りました。

後は成形後にパテ修正となります。

元は色の塗っていない白ゲルコート仕上げなのですが、

最小範囲で塗装して仕上げる予定です。

 

 

 

NAロードスターのキズ修理④

ホイールの色調色を一時的な晴れ間に終えて、ようやく塗装に入ります。

今度は塗装する為のマスキング。1個につき3時間も費やしています。

見えない裏側も。

塗装しました。

そして、最終仕上げです。

 

 

 

NAロードスターのキズ修理③

ロードスターはボディの塗装が終わってます。

 

残すはホイール塗装。

簡単なようで手間がかかります。

キズはアルミパテで埋めます。

溶接する方法もありますが、歪んでしまうと厄介なので・・・

 

サフを塗布するためのマスキング。。。。

 

関係ない部分を傷めないためこのように手間をかけてます。

塗装する時も塗らない所はマスキングしますので厄介な作業です。

それと、この所晴れ間がありません。

色データのないホイールは調色する為に太陽の光が必要です。

なので遅れてます。。。。。

 

ホイールの塗装は補修塗料を使う為、塗膜は弱いです。

元は焼付け塗装なのでそれと比べて、、、ですが。

タイヤ交換時は少し気を使う事になります。

 

 

 

 

 

ロータスヨーロッパの部分修復⑥

ヨーロッパは塗装が終わり自然乾燥しながら少しずつ組付けしています。

FRPは当然ですが強制乾燥できません。

修理も手間がかかるFRPですが、最後もすんなりと終われない・・・。

せっかくなのでゴム類を交換してほしいとの依頼で部品注文。

到着した物は部品というより材料。。。。

もう少しで完成します。

 

 

 

ミニのマークⅠ仕様の製作⑤

ミニのマークⅠ仕様車はほぼ完成しました。

残すはメーター廻り、マフラーやホイール、車検、登録、、、整備部門にて最終仕上げ。

こだわりのワイパー。

ダミーですが・・・・。こだわりフィラーキャップ。

内装はほぼ一新。

ルーフも。

ドアトリムはスッキリしました。(一部部品待ち)

ここもこだわり、、シートの背もたれ。

厚みが薄くなってます。

ホイールやマフラーも付いて最終段階です。

ロータスヨーロッパの部分修復⑤

ヨーロッパはようやく塗装出来る状態になってきました。

写真は下地完了時です。

合間にリアサスタワーの塗装。

曲がりやサビを修正します。

曲がり修正後、ブラストにてサビ落とし。

どうも簡易的に加工がされています。車高を落としたかったのかなぁ・・。

しかし雑・・・。特にクラックは見えませんのでこのまま仕上げます。

防錆。。。

サビが無くなってデコボコしてますが・・・・・塗装します。

ボディに戻して。

この後、順次塗装していきます。

 

 

 

NAロードスターのキズ修理②

ロードスターは塗装待ちの状態で作業がストップ。

ボディやミラーの下地仕上げ。

そして、塗装ですが、黒色のパーツは終わりました。

どちらもプラスチック劣化が気になるのですが・・・。

今のところは異常ありません。

残すはボディ塗装とホイール修理。

現在、塗装待ちです・・・・。

 

 

 

 

NAロードスターのキズ修理

当方にて4~5年前に全塗装した車両です。

なるべくパテを使わない方法で塗装しましたので綺麗な状態を保っていました。

今回は傷などの補修です。

まずはミラー。

NB用を取付けてありましたが、黒に塗装します。

分解して塗装準備します。

想像はしていましたがプラスチックは劣化により硬く脆くなります。

ネジを外すと・・・・。こうなりました。

片側は生きてますが割れが見えます。

完全に砕けた所は接着剤にて復旧します。

新たに接着剤で。接着力は期待し過ぎてもいけないので大きめに作りました。

あとは何とか分解。

下地を仕上げるに辺り今の塗膜を確認。

シリコンオフで溶けて剥がれますので、これでは塗装どころではありません。

綺麗に無くします。

そうするとまた問題発生。

ABS樹脂で出来ている物なのですが、細かなクラックが表面に見えます。

ABSは硬化が激しいのでこんなものなのですが、

このままだと塗装しても割れが浮いて見えてきます。

状態的に劣化が進んでるので

パテのような刺激を与えるのも気が引けてきます。

なので出来る限り削り落とします。

少しだけパテしますが、何とか使えそうになりました。

そしてハードトップ。

こちらは以前に修理した部分ですが・・・・。

剥がれてます。

修理時は問題なさそうだったのですが、何らかの理由で密着力が充分でないという結果でしょう。

劣化が原因の一因なのは考えられますが・・・・。はっきりとは言えません。

今回はプライマー塗布後にFRP用のポリエステル樹脂にガラスマット細かくせん断して

削って面を整えてみました。

しっかり付いているようなのでこのまま進めます。

念のためこの上にファイバー入りのアルミパテで覆います。

そしてボディの薄っすら凹みキズ。

トリムを外してもインナーフレームがあって鈑金出来ないと判断し、

最初は鉄板をハンダ付けして線で引き鈑金しようと考えていました。

いくらハンダで焼けを最小限に作業してもボディ下部のチッピングが痛みそうだよなぁ・・・。

ダメもとでデントリペアの要領でロウ付けで引いてみることにしました。

凹みが浅いので これ・・使えます。

透かしでみて少し波が残る程度にうまく引き出せました。

このままサフを塗布して塗装できそうになりました。