現在の工場に移転して1年が過ぎました。
ようやくではありますが、、、、、塗装ブースを設置中です。
本業はまったくせずに設置を優先してます。(自分で組んでます)
受付は大丈夫ですが、2週間くらいは作業出来ないような気がします。
床上げタイプのブースで、現在は、床がもう少しで終わりそうなところです。
賃貸工場なのでピットを改造しなくても設置できるのが魅力!
ヨーロッパでは主流になってるようです。
完成すると塗装用ブース、パテ&ブラスト用ブース、フレーム修正機など設備が充実。。。
なかなか進捗のないビートルですが、少しづつ変化がありますので、まとめて。。。
以前の状況のフロントパネル。
パネルを外して修復すると溶接されてる部分が醜くなってくるし
なんといっても手間が違いますので、ここは半田整形。
目標のゲージと比較。
中央部がほんの少し高いが・・・。これ位は良しとします。
そして、右のクォーター。剥離していきます。
ここは、あまり手を加えなくともいいようです。
少しの凹みと小さなサビ穴程度。
下地の防錆塗装。
少しパテの修正を加えてプラサフしました。
続いてリアのクォーター。剥離から。
こちらはパテが出てきました。
元色はゴールド??
パテの付いていた部分の再鈑金。ほとんどパテが必要無くなりそう。。
小さな錆穴はあります。
左のフロントクォーターも剥離途中ですが、後ほど・・・。
エスパーダはボンネットやルーフの面補修を行っています。
#80ペーパーの手研ぎにて波を波を消すように削っていきます。
割れ部分はパテ修正です。
過去塗膜が若干密着が悪くなってますので、気にはなりますが・・・。
全剥離すると大変な作業になるため旧塗膜にて下地を作ります。
#80から#180で仕上げてプラサフ塗布しました。
上塗りが黄色なので白色プラサフです。
同じくルーフ。
ルーフにダクトがあり、水の影響で錆が発生しています。
内部から表に出てきてるようなので、内部はサビが多いかもしれません。
ルーフのトリムは外さないので溶接が出来ません。穴修正は防錆&アルミパテになります。
ルーフのダクト部分。割れや表面サビがあるので、ココは剥離します。
剥離した粉が回収出来ず、内部で詰まってもいけないので、
ココ用に掃除機の先端を製作。(刺さってるヤツ)
内部には劣化したシーラーの残骸が転がっているので
こいつで回収しておきました。
こんな物です。
ボンネット同様、#80から#180で仕上げてプラサフ塗布します。
波が見えなくなってスッキリとしました。
多くない鈑金仕事。
左のサイドシル。まずはステッカー剥がし。
やはりココでも密着の悪さが・・・・。ゴムローラーでステッカーを剥がしますと、一緒に色が無くなります。
鈑金後、ココは引き鈑金。
サイドシルとクォーターパネルの継ぎ合わせ部はハンダで隠してありますので
鈑金後は全体をハンダで修正します。
こちらは鈑金後。
そして、ハンダ修正後。
面積の大きいボンネットとルーフが下地完成しましたので、
残りの両サイドは少し気が楽なのですが、
何も起こらず進んでくれる事を願いたい・・・・。
少しずつ進んでます。
リアクォーターは左右ともサフか入りました。
ブリスターは見えてる物だけ対策してるので残ってる部分が気にはなりますが・・・。
お次はブリスターが目立つドアに移ります。
全面ブツブツの状態です。
軽く剥離してみました。
一度も補修塗装されてないようですが・・・。
スプレーパテと思われる黄土色の下地の上から異常が出てます。
虫メガネでアップ!
新車の時に乾燥不十分のまま上塗りしたとしか考えられません。
塗膜は密着もよく劣化とは考え難いですね。。。。
全面を黄土色が出るまで剥離するほかなさそうです。
結構パネルの波も見えているので波を修正しながら剥離していきます。
。。。。ほとんど手作業になりました。
点検整備が終わり、車両が入庫したのでボディ本体を作業します。
基本作業は飛び石キズ修正、ブリスター、チヂミ、クラックの修正、穴埋め、波取りなど、、、
難しい作業はありませんが手間がかかる作業となります。
では、手始めに左クォーターから。
クラックとブリスターの修正がメインとなりそうです。
クラックのあった部分を大きく剥がしました。
アルミが見える所まで剥いでみましたが、アルミはクラックが入ってません。
ラッキーです。FRP部品とリベットで留まってるので溶接出来ないなぁ・・・と思ってました。
下地の灰色っぽい物や黄土色の物は純正のスプレーパテのような気がします。
2回ほど補修してあるようです。
色が厚くなってクラックが入ったと思われますので、この状態で一旦サフを塗ります。
他のブリスターも無くなるまで慎重に(波にならないように)面研します。
同時にフロントスポイラーのフォグ部穴埋め。
削ってみますとFRPまでがかなり厚いです。
広く削りたい所ですが、、、厚みあるので一旦FRPで埋めます。
ここはガラスマットを細かく切ってFRPパテにしました。
乾燥までの間にコンビランプのケースを組付けました。
ボルトオンで付く訳ないですが・・・・・。
両面テープの厚み0.8㎜と1.2㎜の2種類で高さと位置を決めながら仮固定しました。
外してシーラーにて固定してしまいます。
スポイラーの方が乾燥したようなので少し低めに面研します。
このままでパテしてしまいたい所ですが、穴埋め跡が出てきそうなので
1プライガラスマットを貼って覆います。
これ位貼っみました。
コンビランプケースは反対側も作業しました。
ナローは組み付けも一段落してきたので、残りのアルミホイールの塗装着手。
塗装といってもナローの純正ホイールはアルマイト仕上げのようですね。
検討中に裏側を見ると現在のホイールと製造方法が違う事に気が付きます。
鍛造による整形で作られているので思わず「おーーー」って感じです。
余談は置いといて、再アルマイトすれば高価な作業になるでしょうし、、私はできません。
外注に出せば恐ろしい請求がきそうです。
なので、アルマイト調に塗装したいと思うのですが、、、、問題は塗料。
本格的な塗料は、やはり高価です。
材料代で簡単なアルミホイール塗装が出来そう・・・・。
結局調達した塗料がこちら。
レクサスの一部の車両やGTRのようなレアな車両に使われてる塗料です。
メタル調の仕上がりになるものです。
これでも(300mlで)材料代は1万円コース、、、高いなぁ。
さらに残った塗料は、今後出番はないでしょう。。。
それでは作業開始です。
元色の黒部分はラッカー系で塗装してあるので剥離するようになります。
缶スプレーでゴマカシ塗装すると後が厄介。。
キズも結構あるのですが、ここは手間をかけず簡単に。
下地にウォッシュプライマーを塗り。
プラサフします。
エンブレムも簡単に。ココはキズ修正はしません。
塗装はブラックベースにメタル調の色を塗り、クリヤーは半艶。
シルバーと黒の境目は塗装なのでテープで区切ってます。
純正とは違うようですが、塗装なので。
車両に戻しました。
まぁ良いんじゃないかなぁ。。。
何となく金属っぽいです。
車関係から外れますが、ネットから情報検索する事に良く使うタブレット。
安かった2013年モデルのネクサス7。(WIFIのみ)
1年目に充電しない状態で保証内での修理。
また、1年位で同じ状態になりました。
毎日頻繁に使う物ではないのに良く壊れます。
充電コネクタがグラグラなのでふたを開けて虫メガネで確認。
若い頃は肉眼で見えたかもしれない小さな部品、、、50過ぎると老眼にやられます。
拡大すると3本の断線を確認できました。
ハンダで付けれる部分ではないので、何となくネットで検索すると
部品が売ってる!しかも500円以下、送料込みで900円ちょっと!
2012年モデル向けとは書いてありましたが、型式が同じ為、即注文。
届いたものがこれです。
ASUSと書いてあるのでメーカー品でしょうか?ソケット部分が何だか丈夫そう!!
取替は精密ドライバー1本で簡単に交換できます。
スピーカーも戻して完了。。
また、復活!!
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復活して2週間程度で同じ様に断線して充電できない状態に・・・。
ソケットがグラグラだったのが原因のようです。
断線部分がハンダ修理できそうなのでソケットの固定と一緒に修理しました。
左手に虫眼鏡、右手にハンダコテ。細かい作業ですが15分程度で完了しました。
安いものは安いなりという認識はわすれない方がいいです。
自分の仕事がそのまま当てはまるのですが・・・。変に期待してしまいました。