鈑金作業に鈑金ワッシャーをスタッド溶接して行う引き鈑金があります。
古い車(軟鋼板)はこの方法で問題ないのですが、
今、市場で走ってる車の殆どは高張力鋼板(炭素鋼)が使われています。
この材質は鉄板を薄ーくして車体の軽量化を図る事が主な目的ですが、
修理に関しては、熱を加えると材質が変化するため、
修理には熱を使わない事に気を使わなければならない。
実際、修理方法が難しい為、交換してしまう事が多いかと思います。
そこで、私の修理方法を紹介し参考にしてもらえればと思います。
私は昔ながらのハンダ鈑金もやってますが、そのハンダを利用します。
いつもとは別に用意するものはむかーしのハンダゴテ、カセットバーナー、ハンダ、フラックス・・・。
ハンダコテはカセットコンロで暖めながら使うと作業しやすいと思います。
いきなりツマズクかもしれませんが・・・・
まぁ、慣れとセンスなので気になれば挑戦してください。
鈑金ワッシャーの変わりは普通の鉄板です。
使いたい形にして貼り付けます。
広範囲はバーナー、ピンポイントはコテでいけます。
引きながら足りない部分は追加していきます。
大きく全体を引きたい場合は大きく付けたほうが綺麗に引けます。
ワッシャーを使う場合と明らかに違う事は引っ張った所がボコボコにならないので
綺麗に仕上がります。
終了後はフラックスを落とすため熱湯でしっかりと洗ってください。
私の場合はアンモニア水を使って洗浄しています。
さぁチャレンジ!!