カウンタックのオールペイント/ボディ本体の修理③

引き続き進捗状況です。

右ドアは全面プラサフが入りました。

パテ上からのブリスターの為、サフ前に充分な熱&時間で乾燥させました。

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左ドアも右と同じく全面ブリスターのためスプレーパテの層まで剥離します。

右同様、手作業での剥離です。

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何分、単調な作業が延々と続くので・・・・辛い・・・・。

右同様、波を気にしながら剥離&面研です。

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一旦、作業を前部に移します。

こちらはドアのような醜いブリスターではないのですが

小さな物があちこちに見えます。

少し削ってみますと元の色で止まっているのでその層まで剥離します。

こちらも面研しながら。。。。過去に2度補修されてるようですが、

その補修塗膜をすべて剥離します。

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左ドアもサフが入り、アンダースポイラー類を足付けしてます。

これらはFRPなので年月とともに縮んで波が発生してきます。

出来るだけ綺麗な面に仕上げたいので・・・出来る範囲で・・・。

ペーパーは#320で面研後、#600で足付けとなります。

当然、手作業。。。。

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カウンタックのオールペイント/ボディ本体の修理②

少しずつ進んでます。

リアクォーターは左右ともサフか入りました。

ブリスターは見えてる物だけ対策してるので残ってる部分が気にはなりますが・・・。

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お次はブリスターが目立つドアに移ります。

全面ブツブツの状態です。

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軽く剥離してみました。

一度も補修塗装されてないようですが・・・。

スプレーパテと思われる黄土色の下地の上から異常が出てます。

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虫メガネでアップ!

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新車の時に乾燥不十分のまま上塗りしたとしか考えられません。

塗膜は密着もよく劣化とは考え難いですね。。。。

全面を黄土色が出るまで剥離するほかなさそうです。

結構パネルの波も見えているので波を修正しながら剥離していきます。

。。。。ほとんど手作業になりました。

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カウンタックのオールペイント/ボディ本体の修理

点検整備が終わり、車両が入庫したのでボディ本体を作業します。

基本作業は飛び石キズ修正、ブリスター、チヂミ、クラックの修正、穴埋め、波取りなど、、、

難しい作業はありませんが手間がかかる作業となります。

では、手始めに左クォーターから。

クラックとブリスターの修正がメインとなりそうです。

クラックのあった部分を大きく剥がしました。

アルミが見える所まで剥いでみましたが、アルミはクラックが入ってません。

ラッキーです。FRP部品とリベットで留まってるので溶接出来ないなぁ・・・と思ってました。

 

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下地の灰色っぽい物や黄土色の物は純正のスプレーパテのような気がします。

2回ほど補修してあるようです。

色が厚くなってクラックが入ったと思われますので、この状態で一旦サフを塗ります。

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他のブリスターも無くなるまで慎重に(波にならないように)面研します。

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同時にフロントスポイラーのフォグ部穴埋め。

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削ってみますとFRPまでがかなり厚いです。

広く削りたい所ですが、、、厚みあるので一旦FRPで埋めます。

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ここはガラスマットを細かく切ってFRPパテにしました。

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乾燥までの間にコンビランプのケースを組付けました。

ボルトオンで付く訳ないですが・・・・・。

両面テープの厚み0.8㎜と1.2㎜の2種類で高さと位置を決めながら仮固定しました。

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外してシーラーにて固定してしまいます。

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スポイラーの方が乾燥したようなので少し低めに面研します。

このままでパテしてしまいたい所ですが、穴埋め跡が出てきそうなので

1プライガラスマットを貼って覆います。

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これ位貼っみました。

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コンビランプケースは反対側も作業しました。

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カウンタックのオールペイント/フロントコンビライトの修理②

カウンタックの方は外したフタ物や小物が片付いてきました。

フロントのコンビライトハウジング?(正式な名前は不明です)の続きです。

元は簡単なメッキ処理をしてありましたが、サビ落とし(ブラスト)と塗装にて対応します。

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せっかく塗装するので内部はメッキ調で裏側は黒にしようと思います。

フロントのトランク内部が黒に揃って見た目もいいかな、、、という思いから。。

塗装しました。この上に半透明のカバーが付くのでほとんど見えなくなるのですが・・・。

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ビートル(タイプ1)のボディレストア/フロア修復②

ビートルはフロアとボディを分離したので更に分解作業を進めます。

出来る限りの部品は外してしまいました。

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何故だかスペーサが方側が付いてない???ブレーキマスターシリンダー。

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トンネル内部。50年以上経ってる車としては程度が良い方なのかなぁ。。。

ここは作業できない部分なのですが、何かした方がいいかなぁ・・・。

燃料パイプは内部で固定されているので外せません。

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トンネル内にあるチェンジロッド。多少のサビのみ。

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その間にドアの下地が仕上がりました。

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カウンタックのオールペイント/各パネル仕上

ボディ本体は整備作業が続いていて、ペイント作業は始まっていません。

外して持って帰ったパネル類は塗装(黒色のみ)を終え、最終磨きに入っています。

この手の車は当然鏡面仕上げになりますので厚めのクリアを塗っています。

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細かなパーツは磨き難いですが・・・キッチリと磨く為、簡単に固定してます。

(木の板で簡易冶具)

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ビートル(タイプ1)のボディレストア/フロア修復

右ドアが一段落したので左ドアに取りかかりたい所です。

以前のブログにも何となく書いているのですが、左ドアは何かおかしい。。

全体が前後方向にくの字に曲がってます。

左前のパネル(ドアの前のパネル)に交換暦があるので、その時の物??

直したつもりだったのか?直さなかったのか?不明ですが・・・。

直すにはアウターとインナーを外して別々鈑金しないと無理そう。。。

直るでしょうけど費やす時間が膨大になると思いますので、

オーナーさんに相談してもらいドアを探してみる事になりました。

なので、ボディシェルに作業を移します。

フロアからやろうと思いますので、分離します。

・・・・ネジが重い・・・サビてるけど何とか回ります。

リアのサスペンション部分、ネジが折れたままです。

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分離前に念のためのボディ補強。

前後方向はシッカリとしたメンバーがあるので上下方向を補強した方がいいかな。。

まぁ、何となくです。それ程必要な物でもないかも。。

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そして分離。

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こうなると作業しやすいですね。

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気になった所。

左はデフオイルが侵入。

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それなりに溜まってます。

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ブレーキパイプはどうかなぁ・・・?

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右フロアは交換暦ありますが色が塗ってない所は錆びてます。

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エンジンやサスペンションも降ろして作業にかかりたいと思います。

 

 

 

 

 

ビートル(タイプ1)のボディレストア/右ドア修復②

なかなか手の付かないビートルですが、右ドアの作業の続きです。

ざっと剥離して手直し鈑金が多いなぁと確認したまま止まっていました。

鈑金がほぼ完了した所。

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あまりパテは使わない方向で進めていますのでハンダで細かな修正をします。

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修正し終わった辺りです。写真ではあまり判らないですね。

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一応、透かしで一枚。

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サビ防止の為、ここで一旦防錆塗装しておきます。

(全体的に薄っすらパテは必要そうです)

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内側も作業します。カップワイヤーにて剥離中。

密着が悪いので飛んでいくように剥がれます。

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ドア下側は錆びたままパテが付いてます。

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全体がざっと剥離できました。

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ネジが折れたままの所があるので使えるようにします。

左右ともなのですが、ここに付くガラスレールが付いていません。

あるべきパーツがないのはちょっとショック。。

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裏側もちょっとした鈑金修正をして防錆塗装するのですが、

ウェザーストリップの付く部分はサビ落としが充分でないので、ブラスト作業します。

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サビの上にパテしてあった所もすっきりしました。

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防錆しました。ウェザーストリップの付く部分はスプレーでは塗れないので

ハケ塗りしてます。

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防錆はなるべくキッチリ塗ります。

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ガラスレール部も。

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残りはアウターとインナーの接合部。当然ながらサビはありますので、、、

何も出来ない部分ではありますが、

裏から塗料を流し込んで防錆しようと思います。

 

 

 

 

カウンタックのオールペイント/フロントコンビライトの修理

フロントのコンビライトが入ってるケース。こちらも簡単外し出来るので持ち帰り。

両面テープとシーラーで組みつけてあります。

手作り感(実際手作りでしょうけど・・・?)満載です。

中にサビが見えるので綺麗にしたいとの要望から分解します。

細いワイヤーで切りながら分解しました。

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左右ともウインカーレンズのネジ部分(両方とも)が割れてます。

レンズはボックス内なので綺麗なのですが・・・。

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ボックスのサビ。コーナー部だけサビ発生。

簡易的なメッキ仕上げですが、ブラスト&塗装で仕上げる予定です。

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裏は結構サビてメッキが剥がれてます。

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カウンタックのオールペイント/テールエンドパネルの修理

テールランプ部のパネルも簡単に外れますので持ち帰り。

こちらは表面に異常が出てます。

ブツブツとブリスターやチジミのような物も見えます。

なので手作業剥離にかかります。

その前に、裏の接着部が剥がれて少し変形していますので

まずは再接着。

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大きめに落としました。

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変形部を直すように板を張って接着しました。

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剥離しておきます。

下の塗膜で異常に柔らかい部分があります。柔らかさを写真に写す為

スクレーパーを当てるとのめり込むように剥がれます。

表面の異常はこれが原因でしょうから、ここまで剥がします。

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反射板の付く所はパテ埋めしてありますね。

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異常ないか確認の為、プラサフ塗布します。

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そして、パテにて修正します。

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このパネルはここまで、現車に仮合わせして問題ないようでしたらプラサフします。

そして、ここに付くアルミの網、よく見るアルミの網なので純正なのか不明ですが・・。

うちにある物とドンピシャだったので、サビも出てる個とを考慮して取り替えます。

エンブレムも接着固定なので痛まないように取り外す為にも取替が無難でしょう。

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切るだけなので簡単。

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