去年の年末にサビが目立ってきた自社の車載トラックを超簡単に塗装しました。
艶が出るとボロが良く見えるだろうと思い艶消しブルー。。。
そして、先日、初めてアバウトミニを載せました。
写真なので綺麗に見えます・・・・
久々のビートルです。そろそろフロアの作業を本格的に行います。
裏表の全剥離→鈑金&錆穴処理→ブラスト錆落とし→防錆塗装→下地塗装・・・
ざっとこんな作業になります。
裏のチッピングがあると鈑金するのに邪魔なので先に剥がします。
裏返してるので手前が左です。右は交換暦有りでチッピングが異常に薄い・・・。
交換してる右側に付いてるジャッキポイント付近の補強。
なぜか左は切り取ってあります。錆びて無くなったのかなぁ・・・。?
ジャッキポイントが使えなさそう・・・。
チッピングは年季が入ってるのか?バリバリと剥がれます。
柔軟性は無いに等しい。
一通り剥がれたので、まずは簡易的に鈑金。
交換されてない左側は小さな錆穴が沢山見えます。
50年以上前の車なので結構まともな状態でしょうね。。
錆が邪魔して鈑金や錆穴修理が難しいのでこの辺で一旦やめてブラストに移ります。
この間にボンネットのパテ修正。全面鈑金となった純正のボンネット。
全面に5mm程度のパテが付いてましたが、1mm以下程度になりました。
プラサフして下地を仕上げておきます。
で、、ブラストです。始まる前から気が遠い・・・。
まずは交換暦のある右側から、、、、やはり時間がかかる。
元の塗装が下地もなく手抜きのパラ吹き塗装なので塗装は直ぐに無くなります。
ですが、この影響で穴は無いですが表面錆があるので余計に時間がかかってます。
これで裏表合わせると1/4位終わりました。想像以上に時間がかかるので一旦防錆します。
この後も続きます。
他の仕事を後回しにして付きっきりで進めてます。
雨が降ると一仕事増えます。
プラサフ塗布前の乾燥。(ジンワリと暖めて水分除去)
ほぼ足付けも完了しました。
写真では簡単そうですが・・・・。
手作業なので2日間同じ作業が続きました。
ドアミラーも足付け完了です。
ミラー本体にもプツプツと小さなブリスターがあるのである程度剥離しました。
なのでヨーロッパ規格の文字が消えてしまいました。
塗装の準備に入ります。
一度に塗らず何度かに分けて塗ります。
まずはルーフやスポイラー類のみを塗るようにマスキング。
こんな所までマスキングしてます。
タイヤハウスやフロア全面。
マスキングにも1日以上費やしました。
一度塗ると強制乾燥はしない方向ですので、残りの部分は1日おきに塗り進めます。
引き続き進捗状況です。
右ドアは全面プラサフが入りました。
パテ上からのブリスターの為、サフ前に充分な熱&時間で乾燥させました。
左ドアも右と同じく全面ブリスターのためスプレーパテの層まで剥離します。
右同様、手作業での剥離です。
何分、単調な作業が延々と続くので・・・・辛い・・・・。
右同様、波を気にしながら剥離&面研です。
一旦、作業を前部に移します。
こちらはドアのような醜いブリスターではないのですが
小さな物があちこちに見えます。
少し削ってみますと元の色で止まっているのでその層まで剥離します。
こちらも面研しながら。。。。過去に2度補修されてるようですが、
その補修塗膜をすべて剥離します。
左ドアもサフが入り、アンダースポイラー類を足付けしてます。
これらはFRPなので年月とともに縮んで波が発生してきます。
出来るだけ綺麗な面に仕上げたいので・・・出来る範囲で・・・。
ペーパーは#320で面研後、#600で足付けとなります。
当然、手作業。。。。
少しずつ進んでます。
リアクォーターは左右ともサフか入りました。
ブリスターは見えてる物だけ対策してるので残ってる部分が気にはなりますが・・・。
お次はブリスターが目立つドアに移ります。
全面ブツブツの状態です。
軽く剥離してみました。
一度も補修塗装されてないようですが・・・。
スプレーパテと思われる黄土色の下地の上から異常が出てます。
虫メガネでアップ!
新車の時に乾燥不十分のまま上塗りしたとしか考えられません。
塗膜は密着もよく劣化とは考え難いですね。。。。
全面を黄土色が出るまで剥離するほかなさそうです。
結構パネルの波も見えているので波を修正しながら剥離していきます。
。。。。ほとんど手作業になりました。