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カウンタックのオールペイント/フロントフードの修理
フロントフードも外して持ち帰り済み。
作業は飛び石キズとテープ跡の修正。
こちらも塗膜には異常は見えないので現状塗膜を仕上げていきましたが、
エンブレムを純正の物に変えるとの事で急遽、追加作業です。
裏から見たエンブレム取り付け部。表面は埋めてありますので元に戻します。
カップワイヤーでサッサと進める予定が・・・。
中にアルミ板が埋め込んであります。
ここまで凝っても表面には跡がクッキリ出ていた。
パテを使う時点で何をやっても結果は同じという事でしょうね。
エンブレムを当てると形状が微妙に違い、3つのコーナー部は当たってしまいます。
何かゴムを当ててほしいとの要望でしたので2mm厚と3mm厚のゴムシートを用意。
2mmはまだ当たったままでダメでした。3mmでギリギリ当たらない状態です。
これ以上は見た目が悪くなるでしょうから3mmでいきます。
少し押さえてギリギリ当たらない状態です。
カウンタックのオールペイント/フロントバンパーの修理
カウンタックのオールペイント/トランクリッド&リアウィング修理
カウンタックのオールペイント/エンジンフードの修理
前回ウィングに続いてエンジンフードの状況です。
FRP製のフードなのでエンジン熱に耐えてるかどうか?
パッと見は綺麗ですが、全体にクロスマットのような模様が浮いています。
一箇所だけ原因の判らない☆模様のクラック。
クラック部分を剥離してみました。
裏から突起物が当たってるようでもないので、不思議なクラックだと思っていましたが、
剥離してみるとエアーの進入??のような気がしてきました。
これだと判らないので次の写真はカメラレンズの前に虫メガネを置いてます。
クロスマットの形に沿ってエアーが進入してます。
全体の模様はこれが原因のようです。
クラックの入った部分はエアーの量の問題?大きかったのか?
全体のエアーの進入は最初から?劣化から?は不明ですが、
全体を剥離すると元に戻らない可能性があるので(最悪は製作)
ココだけ修理して様子を見たいと思います。
エアーの入ってる部分を埋めるように樹脂を流して
クロスマットを2枚貼りました。
以前に塗った色が硬化不良なのか?少しおかしいと感じたので
先にプラサフしてその上にパテ修正しもう一度プラサフしました。
残りの部分が長持ちしてくれれば良いのだが・・・。
カウンタックのオールペイント/リアウィングの修理
ユーロガレージさんより大変レアなカウンタックのオールペイント依頼。
LP500アニバーサリーと聞きました。未知の世界の車なのでピンとこない自分・・・。
ただ、以前にディアブロの事故修理を受けた事があるので構造は理解してます。
今回は整備と同時進行であることと、預かる期間を最小期間にしたいので
簡単に外せるパネル類から持って帰って作業します。
まずは超大型のリアウィング。
リベットやネジ類はサビで固着してたり外れてたり・・・年式相応レベルですが。。
FRPは年代物になると交換や張替が理想ではありますが、レアな車のため現物を再利用します。
ウィングのブラケット。アルミリベットはサビで劣化。なのですべて外します。
リベットの残骸はウィングの中に落ちますが、横に穴があるので綺麗に取り出せます。
外した所、この周りのFRPは浮きが点々と見えますので部分的に剥離します。
サイドフィンの取り付けネジは固着して取れないので切り取り。
ナットサートは交換しました。
部分パテ修正してプラサフ。
ブラケットはブラストにて剥離して取り付けました。
ブラケット部分だけは金属プライマーを塗っておきます。
密着アップ&防錆です。
サイドフィンは細かな割れが見えますので修正しながら進めます。

























