普通の鈑金仕事ですが・・早く進める方法

普通の凹み修理ですが、

綺麗に直すには切開修理もしくは交換となる部位。

ただ簡単に安くを希望された場合、切開や交換は出来ませんね。

鉄板がかなり伸びてる状態なのでワッシャでの引き鈑金は

凸凹になるし、熱影響で鉄板がもろくなってしまいます。

やっぱり半田が便利です。

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多くの熱を必要とせず引き鈑金が出来ます。

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早く終わらせたいので大体の面が出来れば半田を盛ります。

パテと違い劣化しにくいので不具合が出にくいです。

パテ無しは目指さず、

いい加減な所で終わりますので(安く=早く)

一回パテを付けます。

パテが均等に付くので不具合が出にくいですよ。

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修理中に散乱した半田を集めました。

掃除と思われると思いますが・・・。

せこく節約します。

溶かして一つにすると・・・。

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こんな感じで次回の引き鈑金用にとっておきます。

半田ならでは、結構便利でしょ。

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フレンディにソーラーパネル取付

こんなブログばかりで仕事してるの??と思われそうですが・・・。

仕事はちゃんとしていますよ。ブログに載せるような内容でないだけ。

100wソーラーパネル買いました。ネットで中国製を選びました。

 

フレキシブルソーラー(厚さ3㎜の貼り付けタイプ)も検討しましたが

パネルが高温(50度付近以上)になると発電能力が半減することを考慮すると

ルーフとクリアランスをとれる方が発電能力的に好都合と思い普通のパネルにしました。

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早速取り付ける為のブラケット作り。

1mm厚ステンレスを使います。もう少し厚めがいいかもしれませんが・・・。

廃材利用のため1mmです。なのでリブ加工します。

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取り付けてみると、まだ貧弱に感じたので横着してプライヤーで曲げてみました。

これなら結構丈夫です。。。。

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ルーフ(オートフリートップ)に取付。

オートフリートップの両端と後ろはテントとは無関係な部分があり

その部分と元々付いてるウェルドナットを利用して取り付けました。

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短時間で簡単に取付け完了しましたので、作動確認します。

サブの電圧が16.7vを示しています。(高すぎ!!)

説明書を確認するとソーラーの最大電圧は16v±1vと書いてあります。

これで正常なの??

ただインバーターは16v以上でブザーが鳴って停止。

これらすべて正常のようです。

太陽ソーラーが全開になるとインバーターが停止してしまいますので

ソーラーと太陽の角度を変えます。

すると15v程度に落ち着きインバーターが動き出しました。

30wの扇風機を全開で回して13.7v。まだ余裕です。

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これで一通りキャンパー仕様になりましたので様子を見ながら使ってみようと思います。

 

 

 

 

 

フレンディ用にインバーター取付

インバーターの取り付け位置を色々悩んでみた。

本体を隠してコンセント設置、後ろのトランク部分・・・・。

結局は予定通りダッシュボードに本体ごとが使いやすそう・・・。

冷却ファンが後ろなのでダッシュボードには大きな穴を開けました。

【ダッシュボードがもったいないと思う方はやめてください】

取り付けは両面テープがメイン。ついでにETCも移設。

後々、ソーラーも付けたいので簡単に付くよう配策。

サブバッテリーと結線しました。

とりあえず扇風機で機能確認。。。問題ありません。

 

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このままだと不恰好なので。。

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鉄板でカバーを製作。自分用なので結構ザックリ・・・。

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こんな感じです。色は黒の艶消しにでもしてみます。

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そして

まぁ手作り感ってやつでしょうか。

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フレンディ用にインバーターを購入

色々悩んだ結果、中国製ではあるが機能満載のインバーターを選びました。
クレシードVSC3003WAYハイブリッドインバーター DC12V→AC100V正弦波インバーター

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まだ使っていないので使い心地は分かりませんが性能的にはワンボックスカーにピッタリだと思います。
メーカー保証も1年付きますのでとりあえず安心です。

ヤフーショッピングで10倍ポイントをつけて購入しました。
ヤフオクでも売ってますがこちらの方がお得です。

取り付けが出来ましたら更新します。

ビートル(タイプ1)のボディレストア/バラシ&点検作業①

ビートルのボディレストア作業開始にあたり

まず車両の製造年を調べました。車体番号から調べましたところ1961年式でした。

もう54年が経過している車という事になります。動いてくれるもんですね。

実際、始動性やレスポンスがすごくいいです。しっかり整備しているでしょうね。

 

作業はバラシに入りました。

バラシながら気になる所をチェックしていきます。

まずは右フロントのタイヤハウスボディ側です。

至るところに以前の塗装が剥がれています。全面剥離するのでこれは問題はありません。

先端は事故修理が中途半端に終わっています。シワが残ったままです。

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そこに付くフェンダーは、取付穴が加工されていますので寸法がおかしいのかもしれません。

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燃料タンクは取り外さず塗装されてますが、今回は外します。タンク内部は少しサビが見えます。

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トリムは水にやられてるのかなぁ。

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フロント、リア共にトリムは水にやられてました。

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フロアはバッテリーが着く側のみ一度交換暦があるようです。

ウエルドナットが外れてるのでキッチリしないといけないですね。

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リアのバンパー取付ブラケット。ここもウエルドナットが外れてます。

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左ドアはルーフレール部と干渉、下側はスカッフプレートの止めネジと干渉。何かおかしいです。

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フロアカーペットを外すとサビが出てきました。要修理ですね。

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フロントタイヤハウスボディ側の室内から見たところ。サビはかなりありそうです。

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このように配線も一緒に塗装してるところが結構あります。

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曲がったままのドアガラス開口部。モールはうまく付いていません。

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ドア裏側、触らなくても凸凹が分かります。

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ドアガラスを下ろすとドアパネル裏側と干渉。表が割れてるのはコレが原因でした。

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エンジンフードのロックですが、動きが良くないですね。何とかしたいところ。

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ここまででも結構な作業があるようです。

ドアに関してはFLAT4の通販ページにこの車に使える社外ドアが売っている。

現時点では予約受付になおり購入できるか不明ですが、

現状ドアを復活するか社外品購入検討するかをオーナーさんと調整した方が良さそうですね。

 

 

 

 

 

 

ビートル(タイプ1)のボディレストア始めます

ユーロガレージさんよりビートルが入庫。

パッと見、そんなに悪くはないのですが綺麗にしたいとの事で依頼を受けました。

オーナーさん曰く、以前に専門店でやってもらった全塗装がオカシイ??との事。

確かに良く見ると下処理せずにサビたまま塗装しましたという状態が感じられます。

専門店なのにコレでやっていける??まぁどうでもいい事ですが・・・。

オーナーさんの希望は「子供にも乗せたい」という思いがあるようですので

かなり気合を入れて作業しないといけません。。。

耐久10年以上を目指す作業となりそうです。

簡単な作業内容を説明しますと、

手の届く所のサビはキッチリ落とし防錆からやり直し、パテは出来る限り使用しない。

パテは材質的に10年以上の耐久性はないと認識していますので使用は避けたいところです。

なお、溶接合わせ面や袋状の内部は部品をすべて外さないと作業できませんので

作業箇所から外しますが、何らかの防錆をしたいところです。

作業前の写真。結構きれいでしょ。

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フレンディのサブバッテリー化

フレンディにはディーゼル用?寒冷地用?なのかは判りませんが

バッテリーが2つ搭載出来るスペースがあります。

私のフレンディはそこがぽっかりと空いているので

以前からサブバッテリーを載せようと思っていました。

かなり前にバッテリートレイは作りました

そこにやっとバッテリーを載せてみました。

走行充電用のアイソレーター以外は廃品を利用しています。

バッテリーもベンツ純正の使い古し。

純正なので充放電ある程度は強いかも??との思いです。

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アイソレーターはメインバッテリーの後ろ。

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サブバッテリー用には使えそうな端子が転がってました。

ここから室内に引き込んで電源を使えるようにします。

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電圧監視用の電圧計も付けてみました。

1こ250円で手に入りました。スイッチはスクラップから。。

スイッチオンで表示されます。必要な時だけスイッチを入れて確認します。

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後はインバーターを付けて100vと12vの両方が使えるようにしたいと思います。

まだ先の話です。。。。ソーラーパネルも付けると便利です。

簡単な配策で出来てしまいますので興味あればチャレンジしてみてください。

 

 

 

フィアット500(nuova)のキャンバストップ張替

2年ほど前に全塗装したフィアット500です。

今回はキャンバストップの張替。

但しフレームが曲がってしまってるので修正&ブラスト&塗装が追加作業です。

どれも同じだとは思いますがサビが発生。

メインのフレームはすでに切継ぎ修理がしてあります。

結構大雑把ですが気にせず作業します。

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ブラストにて塗膜とサビを落とします。

簡単に切継ぎしてあるので面がボコボコです。

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表に出る部分だけパテ修正します。

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通常プラサフ塗布ですが防錆塗料を下地にします。

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せっかく綺麗にパテ修正しましたが

レザーを保護するためポリエステルのマットを貼り付けました。

単なる綿です。スポンジより丈夫かな?と思い手芸屋さんに買いにいきました。

作業服を着た男が一人で手芸屋さんに入ると浮いてしまいますね・・・・。

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一応レザーが伸びても調整が出来るよう組み付けました。

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綺麗に維持されてる洒落たビートルの入庫

なかなか綺麗なビートルが入庫しました。

外観は勿論、内装もかなりのこだわりを感じます。

さらにベバストヒーター装備で快適に乗れそうです。

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今回はタイヤがフェンダーに当たるので対策してほしいとの依頼です。

ローダウンの為、かなりきびしい状況は写真でも判断できます。

ローダウンするとサスペンションの機能上、少しタイヤが後へ移動した状態になるので余計にきびしい。

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まずは一般的なたたき出し。裏からたたき出すのではなく鉄板を伸ばしてきます。

端末の折り曲げ部は丸く薄めに仕上げてみました。間違ってもペッタンコはしないほうが無難です。

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両方を同じ様にしてとりあえず試走してみました。

通常走行に少しオーバースピード気味に曲がるなどしてみましたが

当たることはなかったです。

ここでオーナーさんに確認。フルバンプしない限り当たらないと思う事を伝えました。

フルバンプでも当たらない方が嬉しいとの回答のため、やり直しです。

で、テープを貼ってる部分(最大で2cm)のアーチ形状を変えます。

形状が行方不明にならないよう簡単な型取りは忘れずに・・・。

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鉄板を切りたくないので何とか叩いて形状を変えたいと思います。

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目標の形になりました。切らないで正解でした。

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タイヤを付けるとこんな感じ。

ローダウンで後よりの感じだったアーチとタイヤの隙間が均等になりました。

コレだとかなりの余裕ができましたのでヨシとします。

念のためフルバンプまでは7cm程度のストロークが残っている事も確認しました。

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反対側は要領が分かってるので早かった・・。

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ただ、気になることが・・・・。

アブソーバーがスカスカ状態、さらにバンプラバーは劣化で機能を果たしてない状況。

写真撮りましたが見えませんね。。

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一先ず塗装します。裏はチッピングで保護。

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鈑金方法の提案【引き鈑金】

鈑金作業に鈑金ワッシャーをスタッド溶接して行う引き鈑金があります。

古い車(軟鋼板)はこの方法で問題ないのですが、

今、市場で走ってる車の殆どは高張力鋼板(炭素鋼)が使われています。

この材質は鉄板を薄ーくして車体の軽量化を図る事が主な目的ですが、

修理に関しては、熱を加えると材質が変化するため、

修理には熱を使わない事に気を使わなければならない。

実際、修理方法が難しい為、交換してしまう事が多いかと思います。

そこで、私の修理方法を紹介し参考にしてもらえればと思います。

私は昔ながらのハンダ鈑金もやってますが、そのハンダを利用します。

いつもとは別に用意するものはむかーしのハンダゴテ、カセットバーナー、ハンダ、フラックス・・・。

ハンダコテはカセットコンロで暖めながら使うと作業しやすいと思います。

いきなりツマズクかもしれませんが・・・・

まぁ、慣れとセンスなので気になれば挑戦してください。

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鈑金ワッシャーの変わりは普通の鉄板です。

使いたい形にして貼り付けます。

広範囲はバーナー、ピンポイントはコテでいけます。

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引きながら足りない部分は追加していきます。

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大きく全体を引きたい場合は大きく付けたほうが綺麗に引けます。

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ワッシャーを使う場合と明らかに違う事は引っ張った所がボコボコにならないので

綺麗に仕上がります。

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終了後はフラックスを落とすため熱湯でしっかりと洗ってください。

私の場合はアンモニア水を使って洗浄しています。

さぁチャレンジ!!