右ドア全体の鈑金を行いました。
ポルシェのドア内部にはチッピング塗装。。防振防音対策なのでしょうね。
修理するには厄介なチッピング・・・。
鈑金せずにパテのみ修理されてる理由の一つでしょう。
剥離しないと鈑金出来ません。恐らく初剥離。
ここもバーナーで暖めて削り落とします。
鈑金が終わり、最終的にブラストしてサビ落とし&足付けです。
裏はココまで。
そして、防錆しました。
あとはパテ修正が残ります。
恐らく全体的に薄っすらパテが着くでしょう。
右ドア全体の鈑金を行いました。
ポルシェのドア内部にはチッピング塗装。。防振防音対策なのでしょうね。
修理するには厄介なチッピング・・・。
鈑金せずにパテのみ修理されてる理由の一つでしょう。
剥離しないと鈑金出来ません。恐らく初剥離。
ここもバーナーで暖めて削り落とします。
鈑金が終わり、最終的にブラストしてサビ落とし&足付けです。
裏はココまで。
そして、防錆しました。
あとはパテ修正が残ります。
恐らく全体的に薄っすらパテが着くでしょう。
正月明けに入庫した一般的な修理が重なって1ヶ月間手付かずの状態でした。
一般的な修理をしないと食べていけないのでご理解ください。。。
左ドアがパテ修理を残すまで進んだので右側に移りました。
中古部品もないので現状のドアを修復します。
一先ずはバラシます。
ネジの付いてない所が結構あるのが気になります。
代表でこちらをアップ。ガラスサッシの固定ネジは2個ありません。
綺麗に部品を外してボディから降ろしました。
右を思えば軽いサビなのかぁ。全体は他と変わらず、ブツブツ吹いてます。
下部を剥離してみます。サビ穴はココだけみたいです。
インナー側にも小さなサビ穴があります。
先にサビ穴を修復します。パネルを作りました。
裏はこんな感じです。
まずは、製作パネルより少し小さめに切り取ります。
溜まってますねー。勿論サビ穴のない部分もよく錆びてます。
外した部分は。
ドアを揺らすとカラカラと音がするのでしっかり探すと色々出てきました。
ネジやメクラ・・・・。
去年から予算オーバーの予感がする為、作業をケチってますが、
ここもこれ以上は応急処置とします。
左ドア同様に悪あがきの錆び止め処理。
切り取った部分はハケ塗りしました。
そして、溶接します。ミグ溶接です。
ガス溶接したいところですが、歪取りができそうにない部分なので諦めます。
全体を剥離していきます。色が厚いのでバーナーであぶります。
少し暖めるとスクレーパーがのめり込みます。
上部の色は密着不良のようです。
色の下の分厚いプラサフはすごくネバくてはがれ難い。。。。
どうにか終わりました。
しかし、凹んだままの状態の部分が多い。ハンマーを使わない鈑金屋さん??
全体をちゃんとハンマーで、、ある程度までは慣らしたいと思います。
ミラー取付穴以外の穴が出てきました。穴埋めせずにパテ埋めでした。
ココは溶接で埋めます。
左ドアに入りました。
こちらはオーナーさん持込の中古ドアを使います。
塗装はダメですが、物は良さそうです。
一先ずは下部を剥離してみました。
錆びて穴が空いてる部分はこれだけ。
勿論その周りは膨らんできてるので大きく張替えたい所です。
ですが、すでに予算をオーバーしそうな状況のため、必要部分だけ穴埋めします。
後ろの部分も膨らみがありますので、修正のみ行います。
中央部分は点錆が見えます。多分過去に鈑金しているようです。
全剥離しました。中央部全体は凹みがある状態でしたので修正しました。
そして、ドアミラー部の穴埋め。こちらはまったく手が入らない部分ですので
mig溶接にて穴埋めしました。
ドアこの辺りには純正でパンダが付いてる所があります。
錆を落とす際、ハンダも無くなって凹んでしまいました。
後工程として、穴埋め部分と一緒にパテ盛りでもいいかもしれませんが、
後々にパテ跡が見えてくる可能性がありますので
半田で全体を覆い成形しました。
裏側の状態も載せておきます。錆が広がりつつある状態です。
無駄な抵抗かもしれませんが防錆塗料を流し込んでおきました。
参考までに元のドア内部は酷いもんでした。
錆穴の上からパテで隠してあるだけの部分が多い。。。。
パテが内部にはみ出てます。
右ドアは持込部品がないので現状の物を修理する事になりますが、
これを見ると大変そうですね。
今日はここまで
後は全面を綺麗にして防錆します。
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後日、作業が進みましたのでこちらへ追記します。
錆が増えないように一先ず防錆しました。
合間合間の作業で手間取ってます。
やっと形になったので一旦ボディに仮付け。
当然、上下方向の立付けが狂ってるので修正します。
ここで気づいてしまいました・・・。
昔の手造り車なので当然かもしれませんが、
左右のフェンダー形状が違うような・・・。
現状に合わせますが・・・。
フェンダーのこの辺りは純正でハンダが付いてる部分です。
人の手で仕上げてあるので仕方ないかもしれませんね。
そして、剥離にかかります。
エンジン熱で塗装が痛む所なので剥離は絶対した方が良いです。
ですが、相変わらずの点錆・・・。
アップで写すと分かりますね。
ここもブラストして防錆した方が無難でしょう。
裏も最終的には全ブラストしました。
手を付けてない鉄板の合わせ部は当然ながら錆が残ります。
この後、防錆塗装し、パテ修正、プラサフ塗布と続きます。
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パテ修正完了しましたので、プラサフを塗布しました。
私の使ってるフレンディが少し進化しました。
以前の記事も参考にしてください。
サブバッテリーが付いてるのでアクセサリー電源もサブで動かしたい。。。
エンジンオフでもオーディオ、テレビ、ナビ、シガーソケット電源などが使えると便利かなぁ?!・・・と
そんな思いがあったのですが、ちょうど良いリレーを見つけましたので
早速取り付けてみました。
モノタロウにて電装品切替リレーを購入。
スイッチにより切替が出来るようになってます。
基本は電装品を切り替える物ですが、バッテリー電源を切り替えるように使います。
ヒューズボックス裏のアクセサリーへの送電線にリレーをかましました。
スイッチは使いやすい所に。。
これで、スイッチを入れれば、エンジンオン、オフに関わらずアクセサリー電源が使えます。
勿論、スイッチオフの状態ならノーマル状態になります。
これで、天気がよければ太陽ソーラー電源で、天気が悪かったり夜間はサブバッテリーで
アクセサリー電源が使える仕様になりました。
手間のかかっているエンジンフードも少し進みました。
インナーが復活したので元に戻す準備をしています。
外すとここまで防錆出来てしまいます。
(ここから防錆塗料がグレーから赤さび色に変わりました
同じ物の色違いです)
乾燥させる合間にドアを確認しました。
オーナーさんが持ってきたドアと車両に付いているドアのどちらを使うか??
車両側は塗膜が浮いてるので軽く落としてみました。
やはり、ステンレスのパッチで簡易修理がしてあります。
周りはサビサビ。。。
やはり持ってこられたドアが状態が良いのかも?!
ただ、ベースとして使えない塗膜なので剥離は必要です。
裏はすべてを剥がないように進めたい・・・。。
エンジンフードに戻ります。
元に戻しました。
これを、ボディに付けてフェンダーとの立付けを修正しながら・・・・と
作業は続きます。
エンジンフード修理の続きです。
インナー側を切り取って修理しています。
全部外せば、なお良いのですが・・・。一応安く出来る方法で、、、
とは言え、こんな作業をすると手間まみれです。
それっぽくなるよう頑張っております。
まずは、形の無くなってしまった所。
それにしても、インナー側の板厚が薄い。。。錆びてない所で0.6mm。
アウターは1㎜程度あるので、昔の車ならでは。。。
プレス技術のない頃の車を、知恵を絞って軽量化した結果なのかもしれません。
ちなみに、リアクォーターパネルのテールランプが付く辺りの一部は
プレス時、うまく出来ず穴が開いてます。プレス技術よりデザイン重視だったのでしょう。
そこはハンダで成形されてます。昔は純正でハンダが付いている訳ですね。
この辺りは錆び穴が多いので広く張替え。
こちらも錆び穴。
説明が飛びますが・・・張替え後にブラスト処理しました。
取り外すと裏も処理出来るのが強みです。
戻す前に簡単に防錆塗装しておきます。
アウター側も出来る限り錆び落としと剥離。
剥離中に気が付いたのですが、
白色は塗装割れが激しかったのですが、その下の元色はしっかりしていました。
足付け作業の跡がないので白色を超簡単に塗っていると思われます。
作業工数を合わせる為にこんな作業になってしまったのかもしれません。
たまに逆アールの修理がうまくいかないと聞くので
私のやり方を紹介しておきますので参考にしてください。
鈑金はアールの付いたハンマーを何種類か持っています。
鈑金方法は文章では表現しづらいので研ぎを紹介します。
研ぎもハンマー同様、アール付いた研ぎ板を作っています。
写真は一番ゆるいアールです。他にも何種類か作ってます。
市販の物は約に立ちませんので自分で作りましょう。
材料はアルミ板(アルミ合金が良いです)持つ所は何でもいいのですが
木が手っ取り早いです。(水に強い松など)
研ぐ部分のアールに近い物を使って研ぎます。
この方法で波は見えません。うまく仕上がると思いますよ。
比較的簡単な事なので
うまく出来てないと思ってる方は試してください。
2~3万円程度のそこそこ程度の中古パネルがあれば・・。と思い、
オーナーさんと相談してもらっていましたが・・・。
ナローの中古パーツは見つかっても高い。。。
ヤフオクに出てると聞いて拝見してみましたが、
塗装までして、なぜ使わないの??しかもエンジンフードだけ出品。
もしかして社外品??ボディに合わなかった??
とっても怖い買い物になりそう。。。
そんな訳で修理することになりました。
トコトン時間はかけられないので必要な部分を切り取りました。
見事に錆びてなくなってる部分もあります。
チラホラと穴が見えるのでこの辺りを修正して戻そうと思います。