フロントバンパーも外して持って帰りました。
飛び石キズを無くそうと剥離してみると密着に悪い部分有り。。。
一番下の黒、写真の色が剥がれますので手作業にて全剥離します。
手作業剥離で面倒な部分。工具が使えないので手で作業します。
こんなふうになりました。こちらは剥離しながら面も出して作業しましたので
プラサフして見た目の悪い部分だけ修正していきます。
下地仕上げ済みのトランクリッド類はほんとに大丈夫??と思えてきましたが・・・。
表に出てないのでそのままです。。。。
前回ウィングに続いてエンジンフードの状況です。
FRP製のフードなのでエンジン熱に耐えてるかどうか?
パッと見は綺麗ですが、全体にクロスマットのような模様が浮いています。
一箇所だけ原因の判らない☆模様のクラック。
クラック部分を剥離してみました。
裏から突起物が当たってるようでもないので、不思議なクラックだと思っていましたが、
剥離してみるとエアーの進入??のような気がしてきました。
これだと判らないので次の写真はカメラレンズの前に虫メガネを置いてます。
クロスマットの形に沿ってエアーが進入してます。
全体の模様はこれが原因のようです。
クラックの入った部分はエアーの量の問題?大きかったのか?
全体のエアーの進入は最初から?劣化から?は不明ですが、
全体を剥離すると元に戻らない可能性があるので(最悪は製作)
ココだけ修理して様子を見たいと思います。
エアーの入ってる部分を埋めるように樹脂を流して
クロスマットを2枚貼りました。
以前に塗った色が硬化不良なのか?少しおかしいと感じたので
先にプラサフしてその上にパテ修正しもう一度プラサフしました。
残りの部分が長持ちしてくれれば良いのだが・・・。
ユーロガレージさんより大変レアなカウンタックのオールペイント依頼。
LP500アニバーサリーと聞きました。未知の世界の車なのでピンとこない自分・・・。
ただ、以前にディアブロの事故修理を受けた事があるので構造は理解してます。
今回は整備と同時進行であることと、預かる期間を最小期間にしたいので
簡単に外せるパネル類から持って帰って作業します。
まずは超大型のリアウィング。
リベットやネジ類はサビで固着してたり外れてたり・・・年式相応レベルですが。。
FRPは年代物になると交換や張替が理想ではありますが、レアな車のため現物を再利用します。
ウィングのブラケット。アルミリベットはサビで劣化。なのですべて外します。
リベットの残骸はウィングの中に落ちますが、横に穴があるので綺麗に取り出せます。
外した所、この周りのFRPは浮きが点々と見えますので部分的に剥離します。
サイドフィンの取り付けネジは固着して取れないので切り取り。
ナットサートは交換しました。
部分パテ修正してプラサフ。
ブラケットはブラストにて剥離して取り付けました。
ブラケット部分だけは金属プライマーを塗っておきます。
密着アップ&防錆です。
サイドフィンは細かな割れが見えますので修正しながら進めます。
ナローは組み付けも一段落してきたので、残りのアルミホイールの塗装着手。
塗装といってもナローの純正ホイールはアルマイト仕上げのようですね。
検討中に裏側を見ると現在のホイールと製造方法が違う事に気が付きます。
鍛造による整形で作られているので思わず「おーーー」って感じです。
余談は置いといて、再アルマイトすれば高価な作業になるでしょうし、、私はできません。
外注に出せば恐ろしい請求がきそうです。
なので、アルマイト調に塗装したいと思うのですが、、、、問題は塗料。
本格的な塗料は、やはり高価です。
材料代で簡単なアルミホイール塗装が出来そう・・・・。
結局調達した塗料がこちら。
レクサスの一部の車両やGTRのようなレアな車両に使われてる塗料です。
メタル調の仕上がりになるものです。
これでも(300mlで)材料代は1万円コース、、、高いなぁ。
さらに残った塗料は、今後出番はないでしょう。。。
それでは作業開始です。
元色の黒部分はラッカー系で塗装してあるので剥離するようになります。
缶スプレーでゴマカシ塗装すると後が厄介。。
キズも結構あるのですが、ここは手間をかけず簡単に。
下地にウォッシュプライマーを塗り。
プラサフします。
エンブレムも簡単に。ココはキズ修正はしません。
塗装はブラックベースにメタル調の色を塗り、クリヤーは半艶。
シルバーと黒の境目は塗装なのでテープで区切ってます。
純正とは違うようですが、塗装なので。
車両に戻しました。
まぁ良いんじゃないかなぁ。。。
何となく金属っぽいです。
ようやくここにたどり着きました。
見た目では軽症な部分です。
では、ルーフとカウルトップを剥離します。
パテは無さそうです。全体の流れから点錆は発生しています。
どこも似たような状態です。
剥離後に錆落とし&足付けと作業します。
ガラス周りはスポットの面以外は剥離しました。
細かな部分も。。。
この後、防錆塗装して面だし作業します。
そしてプラサフできれば全体の下地が完成です。
.
.
.
.
前と後ろのエンドパネル。ここは現状のまま進めるつもりでしたが
足付けしようとすると塗膜が剥がれるようで頼りになりません。
仕方なくここも剥離しました。
ルーフ周りも防錆。
そして、面研しパテが必要な部分はパテ修正しました。
その後、プラサフ完了です。
長い作業でしたが下地が完成しました。
もう一度、全体の面研後には色が塗れそうです。