ナローポルシェ オールペイント/ルーフパネルの修理

ようやくここにたどり着きました。

見た目では軽症な部分です。

では、ルーフとカウルトップを剥離します。

パテは無さそうです。全体の流れから点錆は発生しています。

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どこも似たような状態です。

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剥離後に錆落とし&足付けと作業します。

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ガラス周りはスポットの面以外は剥離しました。

細かな部分も。。。

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この後、防錆塗装して面だし作業します。

そしてプラサフできれば全体の下地が完成です。

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前と後ろのエンドパネル。ここは現状のまま進めるつもりでしたが

足付けしようとすると塗膜が剥がれるようで頼りになりません。

仕方なくここも剥離しました。

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ルーフ周りも防錆。

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そして、面研しパテが必要な部分はパテ修正しました。

その後、プラサフ完了です。

長い作業でしたが下地が完成しました。

もう一度、全体の面研後には色が塗れそうです。

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ナローポルシェ オールペイント/クォーターパネルの修理⑤

パテ修正&ドア立付確認をしながら進んでいます。

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見えなくなる部分も

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次の作業に関連して、ガラスを外しました。

作業前確認の通り、ゴムを切って外しました。

ガラス側もネットリとシールが残ってます。

リアガラスは熱線の配線が通ってるので一応気にしながら切ります。

内側を切らなければ何もないとは思いますが・・・。

熱線は銅線が薄くなってるので機能してるかな??

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ナローポルシェ オールペイント/クォーターパネルの修理④

現在は左クォーターのパテ修正を行ってます。

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この後の作業は残ってるパネル(ルーフとカウルトップ)の剥離。

その前にフロントとリアのガラスを外す必要があります。

 

ゴムシール(ウェザーストリップ)ごと外せるか確認。

フロント側、奥までコーキングが入ってるのでゴムシールごとは難しそう。。。

ガラスが割れる事は避けたいのでシールを切って外します。

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リアも同じですね。。。。

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雨漏り対策なので仕方ありませんが、もう少し控えめでもいいような・・・。

新品のシールでは最初は何も付けないで取付しようと思います。

 

エスプリのFRP修理

エスプリはご存知ようにFRPボディです。

修理は簡単といえばそうかもしれません。

基本はFRPにはFRPを使って作業することが望ましいです。

 

こんなキズ。FRPなので凹む事はないのですが内部には亀裂がある事が多いです。

普通はパテでさっさと進めてしまいたいと思うでしょうね。

そうすると後に(結構早いうちに)割れが発生するでしょう。

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なのでFRPで面を作ることが必要になってきます。

ここでは一番簡単と思われる1プライのみのFRP貼り付け。

見えにくいですがマット1枚貼ってます。

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この上に修正パテをしプラサフを塗布。

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今回はドア半分(下部のみ)の塗装で終えました。

勿論、ブロックで塗った方が間違いないですが・・・。

 

 

 

 

 

 

ナローポルシェ オールペイント/フロントパネルの修理

今度こそ、ココが最後になると思います。

フロントパネルのウェザーストリップを固定するところ。

見える部分ではないので、出来るだけ簡単に済ませたいところです。

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鉄板がまったく無い部分が見えます。

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一先ず、現状の物を確認して製作しました。

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ウェザーストリップが固定出来る事を確認。

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そして削り取りました。

・・・

思いのほか錆が激しい・・・。溶接で埋めてしまえ!の気持ちでしたが。

部分的に替えましょう。

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これなら大丈夫かなぁ・・・。

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そして、肝心の物をスポット溶接しました。

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防錆はしっかり。ハケで細かい部分も一緒に。

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羨ましいビートル入庫

いいねーこのビートルと思ってしまう車両が入庫。

修理はフェンダーのエクボだけですが・・・・。

ダメもとでデントリペアにて挑戦してみましたが、あっさり割れてしまいました。

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他のショップでオリジナルに塗装してあるので色データがありません。

使われてる色を探しながらの調色になります。

調色作業にはマグネットシートを使っていますが、

そのマグネットが車体のどの部分にも付きが悪い。

鉄板がかなり深い所にあるようです。

これではデントリペアでの修理が通じないでしょうね。

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調色が無事終わりエクボ部分を剥離。鉄板までがほんとに遠いです。

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5㎜以上パテなのかぁ?私の修理感覚ではこの状態は避けたいレベルですが、

元の形にするため同じだけパテを付けるしかありません。

パテの性能が良くなったと耳にしますが、実際は作業者にとって使いやすくなった部分が大きい。

少し考えてみれば想像できると思いますが、パテを売る業者は「使いやすい」ように工夫して開発しています。

修理業者は使ってみて「これはいい」となればリピートするわけです。

売る側にとって耐久性は大事ではないという事になります。

実際、これだけパテが付くと長持ちせず割れが発生しやすいです。

まぁ、安く仕上げる方法でもありますが・・・。

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塗装を終えました。

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あとは組み付けて仕上げの磨き。

 

 

 

 

 

 

ホンダ フィットの部品供給

普段輸入車修理の多い当店ですが、国産も当然やってます。

特に特殊性がないのでブログには載せませんが、

ホンダの部品供給に??が付く出来事に2度目の遭遇となったので紹介してみたいと思います。

フィットのリアクォーターとサイドシルを同時交換する作業です。

部品注文はクォーターパネルとサイドシルアウターを別々注文。

修理業に接点のない人には見慣れない状況ですが、、交換中です。

部品を仮合わせ、、、、5㎜ほど足らない・・・・・。

溶接で埋めてしまえ!位の隙間ですが、クラックが発生してしまうと厄介なので

横着できません。

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潰れた元パネルを切って形を整え延長します。

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少ずれるとボディに沿わなくなるので慎重に溶接。(ガス溶接)

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パテ量も抑えたいので形も綺麗にします。

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また、先に合体させるので防錆できます。

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通常より時間がかかって取付完了。

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2度目の「勘弁してくれよー」の出来事でした。

 

 

 

 

 

 

 

ナローポルシェ オールペイント/クォーターパネルの修理③

右クォーターパネルは防錆できるところまできました。

この後、パテ修正あります。

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左も進みました。

錆穴修正です。

まずは表面。

貼ってあったパッチを剥がすとこんな感じになってました。

原因は不明ですが、裏のチッピングコートが劣化で剥がれて水が進入したのかもしれません。

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製作というほどの部分ではないので・・・やることは早いです。

これ位切り取ります。

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溶接して歪を修正しました。

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そして、鉄板が無くなってしまったサイドシルエンド。

まずは、サイドシル(ここは骨格です)を修理。

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ココは、MIGで溶接。

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それからピラー部分です。本来はアウターパネル(部分的にでも)を外した状態で

作業する方が元の形状に復活させやすいですが、、、時間がかかりますので外しません。

何となく合うようなパネルを作りました。

サイドシルの形状が見えてますね。

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当然ながら、アウターを外さないので本来の溶接箇所とは違う部分があります。

形を戻す事優先です。

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ココに付く部品(ステップトリムでしょうか?)

元は形状を無視して修理してあったので先端が曲がってます。

本来はまっすぐ。

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まっすぐに付けたいので、右と同じ様な段差をつけます。

これですっきりと付いてくれそう。

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あとはハンダで成形します。

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この後こちらも防錆塗装に入ります。

 

 

 

 

ナローポルシェ オールペイント/クォーターパネルの修理②

昨日から作業が続いてます。

まず右側を防錆塗装できる状態に仕上げています。

オイルリザーバーが邪魔なので少しずらします。

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ずらした所で昨日気になったフィラーリッド右側のハンダ。

裏からミラーで覗いてみました。

裏からは何も見つかりません。

凹み修正?もしくはライン修正のためのハンダかもしれませんね。

このままで進めます。

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うちの作業とは関係ありませんが・・・。

オイルリザーバーのドレンにオイル漏れがありますので報告しておきます。

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そして、ガラスモール部の錆穴。

ハンダで隠してあった部分。鉄板になりました。

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それと、少し気になったのが、パネルの後ろ先端部分。

それほどの事ではないかもしれませんが。

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先端が少し丸くなってます。

ハンダで成形している部分です。

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左側はまっすぐなので・・・。

もう少しハンダを付けてまっすぐにしておきます。

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変わったのが見えるでしょうか??

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あとは細かいところも剥離して防錆できそうです。

 

左に移りますが、きれいに剥離していくと

後方は張替しているようです。

基本はこのままですが、少しハンダで修正した方がいいかなぁ。。

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ナローポルシェ オールペイント/クォーターパネルの修理

一般修理が落ち着いたので左右一気に塗膜剥離に入りました。

剥離前に見た目は大変そうに見えなかったのですが・・・・。

錆が出てきました。というより隠してありました。

まずは右側。こちらは点錆を除いて結構きれい方かな。

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よく錆びてる部分もこのまま使えそう。。

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ガラスモールが付く所になぜかハンダ。。

落してみますと穴が出現!

穴が大きいのでハンダより鉄板で修正します。

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こちらもハンダが付いてるのですが落そうか悩んでます。

面から見て給油口の右側です。白く映ってる部分になります。

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左も同時進行です。

こちらはなぜか重症。。。

クォータパネルとサイドシルのつなぎ目なのですが

剥離早々からFRPがお目見え。

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FRPを剥いでみますと・・・やられました。。

鉄板はありません。

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少し上も剥離。

パッチ当てが2枚出てきました。

サイドシルの所だけ修復する方向で進めた方が良いかな。

もうそんなに作業はないだろうと思っていたので少しショック。

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こちらにもパッチ当て。

外観部分のここは張替した方が良いでしょうね。

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サイドシル部分にたっぷり付いていたシーラーやパッチを何とか除去。

何も無いですね。

ポルシェの場合サイドシル部分は大事な骨格なので形は戻しておきたいですね。

クォーター側は見た目だけですが、FRPではなくせめて鉄板で。。

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本日はここまで。

 

参考までに。

よく穴埋めにFRPを貼ってあるのを見かけます。

作業が早いのが魅力なのですが、基本的には密着がよくありません。

鉄板とFRPでは膨張率が違うので時間とともに剥がれます。

せめてたっぷりのプライマーが必要です。

錆びの場合はFRPでは無謀です。すぐに隙間ができ、水の溜り場に変わります。

結果、もっと錆びます。

長く乗らない車なら良いでしょうが・・・・。