いいねーこのビートルと思ってしまう車両が入庫。
修理はフェンダーのエクボだけですが・・・・。
ダメもとでデントリペアにて挑戦してみましたが、あっさり割れてしまいました。
他のショップでオリジナルに塗装してあるので色データがありません。
使われてる色を探しながらの調色になります。
調色作業にはマグネットシートを使っていますが、
そのマグネットが車体のどの部分にも付きが悪い。
鉄板がかなり深い所にあるようです。
これではデントリペアでの修理が通じないでしょうね。
調色が無事終わりエクボ部分を剥離。鉄板までがほんとに遠いです。
5㎜以上パテなのかぁ?私の修理感覚ではこの状態は避けたいレベルですが、
元の形にするため同じだけパテを付けるしかありません。
パテの性能が良くなったと耳にしますが、実際は作業者にとって使いやすくなった部分が大きい。
少し考えてみれば想像できると思いますが、パテを売る業者は「使いやすい」ように工夫して開発しています。
修理業者は使ってみて「これはいい」となればリピートするわけです。
売る側にとって耐久性は大事ではないという事になります。
実際、これだけパテが付くと長持ちせず割れが発生しやすいです。
まぁ、安く仕上げる方法でもありますが・・・。
塗装を終えました。
あとは組み付けて仕上げの磨き。