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今年の仕事が終わった!
インテグラ タイプRの事故修理
珍しい4ドアセダンのタイプR。
鈑金屋さんより入庫、事故によるリアの損傷です。
保険事故なのでさっさと交換して修理するのが一般的ですが
なぜか部品が無い・・・。もう無いの・・・?日本車は早いですね。
何とかランプ類の消耗品系は大丈夫でしたが、パネル部品が在庫無しでした。
なので当方に入庫したという訳です。
部品がないのですべて修理します。
全体が分かる写真は載せないので分かり難いですが、右リアを損傷。
バックパネル右半分歪、トランクリッド凹み変形、クォーターパネルに歪、
クォーターパネルがリアドアに干渉してしまっている状態です。
フロアやフレームも曲がってます。
本来ならバックパネル、右クォーターパネル交換。
外した状態でフロアやフレームを修正していきます。
今回は、部品が無いのですべて再利用します。
バックパネルに付いている骨格やパーツを外して一枚パネルにて作業中。
手間かけて細かなビードやプレスラインを再現します。組み付けるとまったく見えなくなる部分ですが・・・。
手抜き無く作業する事が自分流。適当な作業をすると後々鉄板に割れが発生したり異音が発生したりと
良いことはありません。
そして細かなパーツを戻しました。
外観上はこうなりました。
トランクリッドも曲がり修正&鈑金を行いました。
塗装は依頼元の鈑金屋さんにて行いますので、この状態で納車。
こんな仕事もしています(ポルシェ全塗装だけ)
スバル360の鈑金修理が大変!
スバル360が当てられ事故。 普通に乗ってる事自体が珍しい。。。この車に当てるなんでどんな確率?? リアフェンダーとバンパーのみですが、オーナーさんは全塗装希望。。。 ヤレ感が崩れるとの事でした。 ただ、保険会社と折り合いがつかず。。。 結局、リア全面で妥協。修理開始となりました。 ただ、ベースの塗膜が使えなさそう・・・。
一先ずはメインを鈑金。 結構パテが付いています。ただ密着が悪くサビが目立ちます。 
鈑金途中。。 塗膜の状態は鉄板の上が赤錆そして多いめのパテそして防錆(プラサフ?)上塗りという状態。 色は何度か塗っているので色も分厚いです。 パテ下が錆びてるので密着していないのは判断できます。 塗膜割れが発生してる原因の一つでしょうか? 昔の車はパテ前に防錆塗料を塗った方が防錆効果が高いのだが・・・。 何にせよ密着していないので剥離するしかありません。
とりあえずココはこの状態で保留。
エンジンフードとリアスカート。 劣化が激しくて上塗り不可能な状態。何も考えず剥離します。

反対側のリアフェンダー。 割れてる所を落としてみました。絆創膏が貼ってあります。
簡単な穴埋め方法ですが裏から水が侵入する為、終わるのも早いです。
今回は色を塗れる状態にする事が目的なので作業方法を検討中。
エンジンフードは剥離しました。 結構適当な鈑金で直してあります。
簡単にやり直さないとパテが面倒ですね。
鈑金中。全体がボコボコ状態なのでそれなりの形に修正しました。
防錆塗装しました。面研パテ修正後にプラサフ塗装します。
エンジンフード修正途中にロック部に補強を入れました。
サビてる部分にパッチ当てしている状態だったが ロック部を支えられないようで、
変形割れしていたので仕方無く対策。割れると分かってる上に塗装しても意味ないですからね。
そしてリアスカート。まったく使える下地はありません。ボロボロと割れていきます。 
同じく剥離、鈑金修正、防錆塗装しました。

少し間が空きましたが続きを更新。 クォーターパネルを剥離します。
かなり適当なパッチ当てが沢山出てきました。 本来なら手直ししたいレベルですが・・・。
目的が塗装が出来る状態にもっていく事なのでパテの盛り直しで作業します。
それでも気が遠くなりそう。。
とりあえずサビ発生を抑える為に防錆塗装しておきます。
反対側も剥離しますが、ガラスがこんな状態で取付。 スポンジテープで完全固定。
仕方ないのでカッターで切り取り。
ウェザーストリップは使えそうではないので似たような中古を探しておきます。
こちらはさらにメチャクチャ状態です。ガックリきます。
要所要所でハンダでも盛って対処しておこうと思います。 最小限の作業ではありますが・・・。
この部分だけはパテでは頼りないのでハンダを盛りました。
中のネットは溶接で取付のため、脱着出来ない状態でしたが、作業上邪魔なので
カットして外しました。(取付が大変ですが・・・)
一先ずは防錆塗装しました。
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左からパテ研ぎ作業。鈑金をやり直せればココまで苦労はないですが・・・。
完全に左官屋になってます。何度も重ね塗り、、研ぎの繰り返し。
そして、ようやくプラサフを塗布しました。パテ研ぎに2日間は長い。
右側も同じく作業します。厄介にも、こちらの方がベース面が悪い・・・。
左官屋作業が続きます。
エンジンフードや細かなパーツも仕上ていきます。フードやスカートは面がボコボコ状態だったので
簡単に鈑金修正しています。なのでパテ量も少なくて済みました。
塗装の工程が飛んでしまいましたが完成しました。
気の長い左官屋作業でしたが元よりは感じよくなりました。
かわいい車です。リアビューはいいデザインですよねー。

















































