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ナローポルシェ オールペイント/クォーターパネルの修理⑤
ナローポルシェ オールペイント/クォーターパネルの修理④
エスプリのFRP修理
エスプリはご存知ようにFRPボディです。
修理は簡単といえばそうかもしれません。
基本はFRPにはFRPを使って作業することが望ましいです。
こんなキズ。FRPなので凹む事はないのですが内部には亀裂がある事が多いです。
普通はパテでさっさと進めてしまいたいと思うでしょうね。
そうすると後に(結構早いうちに)割れが発生するでしょう。
なのでFRPで面を作ることが必要になってきます。
ここでは一番簡単と思われる1プライのみのFRP貼り付け。
見えにくいですがマット1枚貼ってます。
この上に修正パテをしプラサフを塗布。
今回はドア半分(下部のみ)の塗装で終えました。
勿論、ブロックで塗った方が間違いないですが・・・。
ナローポルシェ オールペイント/フロントパネルの修理
羨ましいビートル入庫
いいねーこのビートルと思ってしまう車両が入庫。
修理はフェンダーのエクボだけですが・・・・。
ダメもとでデントリペアにて挑戦してみましたが、あっさり割れてしまいました。
他のショップでオリジナルに塗装してあるので色データがありません。
使われてる色を探しながらの調色になります。
調色作業にはマグネットシートを使っていますが、
そのマグネットが車体のどの部分にも付きが悪い。
鉄板がかなり深い所にあるようです。
これではデントリペアでの修理が通じないでしょうね。
調色が無事終わりエクボ部分を剥離。鉄板までがほんとに遠いです。
5㎜以上パテなのかぁ?私の修理感覚ではこの状態は避けたいレベルですが、
元の形にするため同じだけパテを付けるしかありません。
パテの性能が良くなったと耳にしますが、実際は作業者にとって使いやすくなった部分が大きい。
少し考えてみれば想像できると思いますが、パテを売る業者は「使いやすい」ように工夫して開発しています。
修理業者は使ってみて「これはいい」となればリピートするわけです。
売る側にとって耐久性は大事ではないという事になります。
実際、これだけパテが付くと長持ちせず割れが発生しやすいです。
まぁ、安く仕上げる方法でもありますが・・・。
塗装を終えました。
あとは組み付けて仕上げの磨き。






















