ポルシェ911ターボのオールペイントその後

この車両は旧塗膜をベースとしてオールペイントしました。

塗膜劣化があるのでニューペイントすると何かが表面に出る可能性がある事は説明していましたが・・・・。

納車して1ヶ月程度でリアウィング上部が浮いてきました。

作業的には旧塗膜の上に塗っただけなので、

旧塗膜がニューペイントに侵されたのでしょう。

ただ、あまりに早く出てきたので今回は無償にて再塗装します。

浮いた部分は10㎝程度でしたがスクレーパーを当てるとパラパラと剥がれます。剥がれて顔を出すのは下地ではなくプラスチック素材。

ココはエンジンの熱がコモルでしょうから早く劣化するのでしょうね。

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簡単に剥がれる所までスクレーパーで剥がしてみますと

上部の端で止まりました。これ以上は密着してるよう。。

どう考えても熱劣化。プラスチック自体も相当劣化してそうです。

古い車の難点はプラスチックがもたない・・・・。

とはいえ再塗装するしかないので、先を進めます。

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サフを入れ塗装が終わりました。。。。が。。。

別の所に小さなクラックが・・・・。

明らかにプラスチック素材が終わってる。。。。

仕方なくそこも修正するしかありません。

 

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古い車に塗装をするとこうなりますという例です。

痛んだ塗膜の上にシンナーをのせる(実際は顔料とシンナー)ので、

旧塗膜がその刺激に耐えられないと何かが起こります。

塗装して暫くすると艶が引いたり、

一部が陥没したりする場合も同じ状況です。

まぁ、一つの参考情報として・・・。

 

以下は後日追記

 

塗装が終わり組付け。

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割れやすくなってる事は充分確認できたので、取付も細工します。

ウィング前側のネジすべてにゴムワッシャ(1.5mm)を追加、

ふんわりと締めてネジロック材で止めました。

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