その前に前回の漏れをひとつ。。
EWPを取り付ける場所がどうしてもブロックの前しかないのですが
ちょうどそこにオイルクーラーへのオイルラインがあるので
90°ホースエンドや30°ホースエンドを駆使して避けるように配管し直しました
まぁこれでも結構ギリギリですw
ミニはスペースが無さ過ぎなのがネックですねぇ。。
とりあえずなんとか取り付けできました
あとEWPのコントロールセンサーに
直結用のコネクターも取り付けておきます
クーラント交換時等のエア抜きで常時動作させる為の物です
エンジンかけなくてもエア抜き出来るようになるので便利ですねw
それでは本題
エンジンかけるまではフライホイールのリングギアとスターターギアが
一致するのか?問題無いとは思いつつも少し気になっていましたが
少し回してみても問題無い様子。。
ホッとしましたw
それではエンジン始動!
こちらもまったく問題無く始動しました
いつものように点火時期とキャブの調整をなんとなくしていると
エンジンも温まってきます
冷間時ではEWPは動かないので水の流れもないからなのか
いつもより水温の上昇が早い気がします
これはこれで良かったですね
んで、水温計で70°ちょい超えくらいになるとEWPの動作確認インジケーターランプが
一瞬ついてすぐ消えましたw
その瞬間一気に水温計が10℃弱下がりました
アイドリングでは当分この繰り返しでだんだんポンプ動作時の温度下降が少なくなっていく感じ
ある程度繰り返すとメインの電動ファンの動作確認インジケーターランプが付きました
アイドリングではだいたいこの繰り返しで安定してますね
ポンプが30秒以上動作するような事は全く無かったです
この様子なら全開走行時でも大丈夫なんじゃないかなぁ。。
こればっかりは走ってみないとわかりませんがw
と、ここまでは順調だったのですが
少し移動さそうかとクラッチを踏んだ途端にエンスト。。
そのままクラッチを踏んだ状態でエンジンをかけようとしてもセルは回るのですがかからず。。
ギアを抜いてクラッチを離すとすぐにかかります。。
以前に出ていた症状がもっと酷くなったようですw
以前は結局オルタを交換したら良くなった感じではありましたが
それでもしばらくしたら似たような症状が出ていたのですが
だましだまし調整でどうにかしていました
さすがに今回は根本から治さないとどうしょうもないかもです。。
以前の時からスラストメタルを確認したりレリーズベアリングを交換したりと
考えられることはしてきたつもりでしたがイマイチ結果が伴いません。。
今回もクラッチカバーを外してレリーズベアリングの当たり面を良く観察してみると
レリーズベアリングの実際の当たり面よりも少し広めに当たっている跡があります
しかも少し擦れたような跡になっています
まともな状態ならベアリングの当たり面と同じ幅でただ当たるだけなのであまり擦れた感じはないはず。。
どうもこいつが原因な様な気がしてきました
なんらかの原因でクラッチカバーの芯とベアリングの芯がずれていて
回転しながら少し擦れることで抵抗が起こっているのではないか?
ということで対策としては
まずはクラッチカバーのバネをレース用の硬いものを使用しているので
ベアリングを支えている棒の部分が耐え切れずに
まっずぐ出ていないのかも?と思ったので
へヴィーデューティータイプのものに交換してみました
ベアリングも強化タイプです
クラッチカバーを強化タイプにすると純正のレリーズレバーのピボット部が良く折れるらしいので
交換しておきたかった部分なのでちょうど良かったかもしれません
これで直るかなと思ったのですが。。
全く変わらずw
あとはベアリングの方ではなくカバーの方が芯を喰ってないとしか思えません。。
まぁ、フライホイールを交換しているので
旧タイプクラッチの構造上、ちゃんと組まないとフライホイールとクラッチカバーのセンターが
ずれることはわかっているので確認しながら組んだつもりではいたのですが。。
ただ、以前にバックプレートの取り付けネジを大きいネジに切り直した事があったので
そのネジのセンターズレも考えられると思ったので
バックプレートとカバーも新品に交換した上でもう少し完璧にセンター出しをしてやろうと思います
カバーも新品にしたのはバックプレートのネジに合わせてカバーの取り付け穴も大きくしていたので
交換せざるを得ませんでしたw
本来は芯出しの専用工具がありそうな感じですが
見つけられなかったので、地道にセンター調整しながらネジを締めてズレたらもう一度の繰り返しで
どうにか0.2~0.3㎜程度のズレに抑えて組みました
ここまでやってエンジンかけて確認してみると
見事にほとんどストールしなくなりましたw
だた、ラジエーターファンが回ってる上体でクラッチを踏むと
ほんの少しですがストールする感じがあるので
ここまでやったら徹底的にやってやる!ってことで
こんな物も購入。。
大径オルタプーリーです!
すでに組んでありますが実際はこのオルタ用ではないらしく
まともに付かなかったので苦労しましたがw
左が純正ですが、えらい軽が違いますw
レース中は7000回転以上回ることが多いので
もともと純正プーリーでは回りすぎているので無駄が多いことになります
径が小さいと回すにも力が必要になるので大きくするのは大きな意味があるのですが
これだけでかくなるとアイドリングでの充電量が気になります。。
早速組んでみるとやっぱりアイドリングではチャージランプがかすかに点灯していますw
回せば消えるのでまぁ問題はなさそうなんですがバッテリーには負担が多そうですねw
実際、しばらくしたらもう古くなっていたとはいえバッテリーが上がったので
新品に交換しておきました。。
ただ、アイドリングではEWPと電動ファンが2個とも回った状態でクラッチを踏んでも
まったくストールしなくなったのでこの点では非常に良かったです
あとこんな感じで何度もセルを回してたら
たまーにカチッカチッって言ってセルが回らない事がありました。。
街乗りならもう少し辛抱するかwってなるのですが
ダッツのレースでは特に耐久のスタートは擬似ルマン方式を採用しているので
その時にセルが回らないとか目も当てられません。。
しょうがないので
ハイパワーセルも購入しましたよ!
さすがに良く回るww
これで、ほぼ完成ですね
あとはいつもの微調整やらアライメントやらやって本番です!