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ナローポルシェ オールペイント/エンジンフードの修理④
手間のかかっているエンジンフードも少し進みました。
インナーが復活したので元に戻す準備をしています。
外すとここまで防錆出来てしまいます。
(ここから防錆塗料がグレーから赤さび色に変わりました
同じ物の色違いです)
乾燥させる合間にドアを確認しました。
オーナーさんが持ってきたドアと車両に付いているドアのどちらを使うか??
車両側は塗膜が浮いてるので軽く落としてみました。
やはり、ステンレスのパッチで簡易修理がしてあります。
周りはサビサビ。。。
やはり持ってこられたドアが状態が良いのかも?!
ただ、ベースとして使えない塗膜なので剥離は必要です。
裏はすべてを剥がないように進めたい・・・。。
エンジンフードに戻ります。
元に戻しました。
これを、ボディに付けてフェンダーとの立付けを修正しながら・・・・と
作業は続きます。
ベンツ500E の全塗装④
ナローポルシェ オールペイント/エンジンフードの修理③
エンジンフード修理の続きです。
インナー側を切り取って修理しています。
全部外せば、なお良いのですが・・・。一応安く出来る方法で、、、
とは言え、こんな作業をすると手間まみれです。
それっぽくなるよう頑張っております。
まずは、形の無くなってしまった所。
それにしても、インナー側の板厚が薄い。。。錆びてない所で0.6mm。
アウターは1㎜程度あるので、昔の車ならでは。。。
プレス技術のない頃の車を、知恵を絞って軽量化した結果なのかもしれません。
ちなみに、リアクォーターパネルのテールランプが付く辺りの一部は
プレス時、うまく出来ず穴が開いてます。プレス技術よりデザイン重視だったのでしょう。
そこはハンダで成形されてます。昔は純正でハンダが付いている訳ですね。
この辺りは錆び穴が多いので広く張替え。
こちらも錆び穴。
説明が飛びますが・・・張替え後にブラスト処理しました。
取り外すと裏も処理出来るのが強みです。
戻す前に簡単に防錆塗装しておきます。
アウター側も出来る限り錆び落としと剥離。
剥離中に気が付いたのですが、
白色は塗装割れが激しかったのですが、その下の元色はしっかりしていました。
足付け作業の跡がないので白色を超簡単に塗っていると思われます。
作業工数を合わせる為にこんな作業になってしまったのかもしれません。
逆アールの修理方法
たまに逆アールの修理がうまくいかないと聞くので
私のやり方を紹介しておきますので参考にしてください。
鈑金はアールの付いたハンマーを何種類か持っています。
鈑金方法は文章では表現しづらいので研ぎを紹介します。
研ぎもハンマー同様、アール付いた研ぎ板を作っています。
写真は一番ゆるいアールです。他にも何種類か作ってます。
市販の物は約に立ちませんので自分で作りましょう。
材料はアルミ板(アルミ合金が良いです)持つ所は何でもいいのですが
木が手っ取り早いです。(水に強い松など)
研ぐ部分のアールに近い物を使って研ぎます。
この方法で波は見えません。うまく仕上がると思いますよ。
比較的簡単な事なので
うまく出来てないと思ってる方は試してください。
ナローポルシェ オールペイント/エンジンフードの修理②
2~3万円程度のそこそこ程度の中古パネルがあれば・・。と思い、
オーナーさんと相談してもらっていましたが・・・。
ナローの中古パーツは見つかっても高い。。。
ヤフオクに出てると聞いて拝見してみましたが、
塗装までして、なぜ使わないの??しかもエンジンフードだけ出品。
もしかして社外品??ボディに合わなかった??
とっても怖い買い物になりそう。。。
そんな訳で修理することになりました。
トコトン時間はかけられないので必要な部分を切り取りました。
見事に錆びてなくなってる部分もあります。
チラホラと穴が見えるのでこの辺りを修正して戻そうと思います。






















