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アルピーヌA110のボディレストア③
次回からの続きでフロントフードから。
裏表に1プライFRPを貼りましたので研削して面を慣らしました。
ボディに戻して歪が出来てない事を確認。
後はパテで仕上げていきます。
ドアも分解してみました。
ヒンジは錆まみれ。
ガラスレールは消えて無くなる手前。
ネジ類も全滅。。。。。
部品があれば交換ですね。。。。無ければ何かで代用かな。
ガラスの鉄板部品も朽ち果てる手前です。
これが原因でガラスが割れる事もあります。要交換です。
フロントフードにもありましたが、「NO51」ドアにもありました。
ドアロック。油が見えず、動きも悪い。
ガラスレギュレーターも同じく。。。ブラストしてみました。
こちらは使えそうです。
ネジが緩むような状況ではないので取り外すにも一苦労。
こちらもブラスト。だいぶボコボコですが・・・・使えそうです。
左右とも分解しましたが、似たような状況です。
この後、同じ様に剥離してFRPを貼ります。
アルピーヌA110のボディレストア②
アルピーヌも少し作業が進みました。
FRPボディなので鉄板とは勝手が違います。
フタ物から様子を見ながら作業していきます。
先ずは剥離です。溶剤は使用出来ませんので手作業での剥離です。
エンジンフードから。
パテ部分は大きく変形してくぼんでる為、このまま残しておこうと思います。
当然ですが、カラカラに乾いて、割れまくってます。
FRPは錆びないですが、こうなると厄介です。
最初に作り直しが一番といったのは、この状況からです。
そんな予算はないので、全面を新しいFRPで覆います。
割れが酷かったので2枚張りました。
乾く間にフロントフードも。
しかし、ネバ~い塗膜。
黄土色と赤色はラッカーかな?
ペーパーでは刃が立ちません。
カップワイヤーで黒のゲルコートまで剥ぎます。
この後ペーパーで仕上げてようやく剥離。
こちらも割れはありますが多くないので1枚貼ります。
エンジンフードの裏に戻ります。
まぁ同じく割れまくり。
裏なので1枚。。。
ロックの付く部分はブワッとガラス繊維だけの状態なので後で補強します。
そして、フロントフードも。51番が何なのか分かりませんが・・・・。
当時物っぽい&何かを貼り付けてあったようなので、触らず残します。
こちらも1枚だけ張りました。ボンネットピンが付いてた穴は塞いでます。
エンジンフードも車体に戻してみました。
作業前からラジエータキャップが当たってるので何とかしないといけないですね。
当たってるのはこいつです。
ナット形状のトップが当たってます。
ビートル(タイプ1)のボディレストア/下地ほぼ完成
アルピーヌA110のボディレストア
次に待ってる車両はアルピーヌ。
FRPが割れまくってる状態です。
少しモディファイされてますので純正の形に戻しつつ再生していきます。
少しアップしますと・・・・・。
全体が見事な割れ具合です。
再生方法は交換や作り直しがベストですが・・・・。
一般的にはパテ修正になろうと思います。
ただ、その方法だと結構早い時期にFRPマットの柄が浮いてきたり割れが戻ってきたり・・と
いい事がありません。
当社ではよくやる作業ですが、1~2mm表面を削って新しくFRPを1枚、場所によっては2枚張りなおします。
その後パテ修正すると結構長持ちします。今回もその方法で進めます。
こんな状態を見てよく直す気になるなぁ・・・。と思う方もいるでしょう。
ショップで綺麗にして展示してある車両がどんな方法で再生してあるか。。。気になりますよね。
この車両は元の状態が判ってるので、ある意味安心かなぁ・・・と思います。
ビートル(タイプ1)のボディレストア/フロント&クォーターパネル修復
なかなか進捗のないビートルですが、少しづつ変化がありますので、まとめて。。。
以前の状況のフロントパネル。
パネルを外して修復すると溶接されてる部分が醜くなってくるし
なんといっても手間が違いますので、ここは半田整形。
目標のゲージと比較。
中央部がほんの少し高いが・・・。これ位は良しとします。
そして、右のクォーター。剥離していきます。
ここは、あまり手を加えなくともいいようです。
少しの凹みと小さなサビ穴程度。
下地の防錆塗装。
少しパテの修正を加えてプラサフしました。
続いてリアのクォーター。剥離から。
こちらはパテが出てきました。
元色はゴールド??
パテの付いていた部分の再鈑金。ほとんどパテが必要無くなりそう。。
小さな錆穴はあります。
左のフロントクォーターも剥離途中ですが、後ほど・・・。










































