ビートルのボディレストア作業開始にあたり
まず車両の製造年を調べました。車体番号から調べましたところ1961年式でした。
もう54年が経過している車という事になります。動いてくれるもんですね。
実際、始動性やレスポンスがすごくいいです。しっかり整備しているでしょうね。
作業はバラシに入りました。
バラシながら気になる所をチェックしていきます。
まずは右フロントのタイヤハウスボディ側です。
至るところに以前の塗装が剥がれています。全面剥離するのでこれは問題はありません。
先端は事故修理が中途半端に終わっています。シワが残ったままです。
そこに付くフェンダーは、取付穴が加工されていますので寸法がおかしいのかもしれません。
燃料タンクは取り外さず塗装されてますが、今回は外します。タンク内部は少しサビが見えます。
トリムは水にやられてるのかなぁ。
フロント、リア共にトリムは水にやられてました。
フロアはバッテリーが着く側のみ一度交換暦があるようです。
ウエルドナットが外れてるのでキッチリしないといけないですね。
リアのバンパー取付ブラケット。ここもウエルドナットが外れてます。
左ドアはルーフレール部と干渉、下側はスカッフプレートの止めネジと干渉。何かおかしいです。
フロアカーペットを外すとサビが出てきました。要修理ですね。
フロントタイヤハウスボディ側の室内から見たところ。サビはかなりありそうです。
このように配線も一緒に塗装してるところが結構あります。
曲がったままのドアガラス開口部。モールはうまく付いていません。
ドア裏側、触らなくても凸凹が分かります。
ドアガラスを下ろすとドアパネル裏側と干渉。表が割れてるのはコレが原因でした。
エンジンフードのロックですが、動きが良くないですね。何とかしたいところ。
ここまででも結構な作業があるようです。
ドアに関してはFLAT4の通販ページにこの車に使える社外ドアが売っている。
現時点では予約受付になおり購入できるか不明ですが、
現状ドアを復活するか社外品購入検討するかをオーナーさんと調整した方が良さそうですね。