空冷ビートル サスペンション修理

フロントアームのボールジョイントが外れてしまったビートル。

ボールジョイント交換依頼ですが、シャーシ側のサスペンション固定部が腐りが酷い!

ほぼ固定出来ていないくらい・・・

片側をベースに製作。

ボールジョイントも新品になり、無事復活。

AZ1 リアサスフレームの補強

パーツが手に入らず、悩んだ挙句、製作することに。

リアサスのロアアーム取付部の補強バーだけなので廃材を探すも見つからず、

材料を購入。

25.4φ1.6㎜厚 材質STKM11A(炭素鋼)です。

針金型を利用して手曲げ加工します。

手曲げの方が断面が小さくなりにくいです。

取付ブラケットと真ん中辺に予備のブラケット。

もっと強くしたい時に利用できないかなぁ・・との思い。

仮付け

シルバーに塗装しました。

ミニのオールペイント

当社定番の作業です。

この車両は大まかにマークⅡ仕様、キャブへ載せ替えを行います。

ベース車両。

オバフェンレスになるので元の状態に。

サビ穴は多少なりありますので修正していきます。

そして全剥離。

キャブが収まるようにパネル製作。

サㇷの塗布も終わりつつあります。この後パテ修正へ。

ポルシェ911 SC ボディレストア③

外板パネルはすべて剥離して防錆&プラサフをしています。

蓋物やバンパー類から。

防錆材はサビランジャーを使用。透明な防錆剤です。

一旦すべてにサㇷが入ったので修正が必要な部分を見つけながら仕上げていきます。

ポルシェ フロント廻りの修復

まっすぐ走ってくれないとの事で入庫。

チェックしてみると、フロントサスペンションの取り付け位置がズレているのが判明。

おまけにねじれてる。寸法を修正しながらサビ修理も同時進行で行います。

サビ部分はバッテリー取付部の下側。

意外と多い、バッテリー液にやられてる部分です。

一枚のパネルになるように一つづつ外していきます。

結構、重症。。。。

サスペンションが外れる前で良かった!

すべてのパネルを購入して移植するのが一般的ですが・・・。

一つづつ製作&切り継ぎで復活させていきます。

これらは簡単に。

広範囲になると何かベースになる物を作らないと難しいので、

私の場合は石膏を使う事が多いです。木枠とかすごく面倒で時間もかかるけど、

石膏は混ぜて型取るように流し込むだけ。

精密ではないですが、、精密である必要もないので!

型にはしっかりとハマるように作ってあります。

これらを取り付けると復活です。

一番下のフロア部分が終わりました。

跡はメンバー部の上側を取り付けるだけになりました。

隠れる所は先に防錆しときます。

下から見た画像です。

ポルシェ911 SC ボディレストア②

ポルシェは各部分解、確認しながら外します。

部品を外さずにシルバー塗装してあるので元色の黒がチラホラと見えてきました。

シルバーは爪やスクレーパーで簡単に剥がれます。密着はNGですね。

残念ながらリアガラスの熱線は導通がありません。

雨漏れでリアシート下のフロアにサビ穴。

恐らくサビ穴はここだけのような気がします。(剥離するまでわかりませんが・・・)

穴埋め後は延々とケレン作業・・・・。

隣と一緒に一日中やってました。

そして錆止め。

今回は染めQテクノロジーの「必殺錆封じ」 (もっとグローバルな名前を希望したい・・・)

半乾きの状態でパテできます。

もう一度錆止めを塗って2~3時間後にプラサフ塗布します。

同時に細かい部品をブラスト&防錆&プラサフにて仕上げます。

モール類も一緒に。

ライトリムは左右で材質が違うなぁ。

真鍮の方が社外品??

バンパーの小部品やミラーも。

ドアも剥離してみました。

シルバーの上には塗れないので裏表剥離しないといけません。

表側、剥離剤で作業しますが、さすがにパテが出てきました。

パテはバーナーで。

ようやく鉄板が見えてきました。

この辺りで要らぬ事に気づきます。

亜鉛メッキの下に何故か錆が・・・・。マジか!!

メッキも剥離しないといけません。

ようやく剥離が終わりました。

一先ず錆止めを塗って一段落します。

ポルシェ911 SC ボディレストア

ポルシェ911 SC アメリカ仕様車です。

エンジン不調やサスペンションの修復に目途がたったので一旦アライメントを確認し、

オーナーさん自身で走行確認。

手直し箇所はあるが、大きな問題なく、エンジン降ろしてボディ作業へ。

ギャランのオールペイント

長い間、ガレージに眠っていたギャランを復活させるべく作業します。

外装のみの復活と車検整備。

作業前にエンジンが使える状態か判断するため、キャブにガソリン入れてスタート。

あっさりと始動したのでエンジン本体は使えると判断。ボディにとりかかります。

外装は全剥離、パネル内側は簡易塗装、メッキ類は再メッキやメッキ調塗装はせず、(予算的に)

超微粒子のシルバー(レクサスの銀影ラスター)で対応します。

以下の画像のように剥離、さび落としの繰り返し。

ひどい部分はこんな感じ

防錆塗装とプラサフ塗布にて下地を作ります。

銀影ラスターはこんな感じ、普通のシルバーより輝いてます。

この後、マスキングしてマットブラックなどの塗装を施し仕上げていきます。

ロータスヨーロッパの定番修理

ノーマルのドアヒンジを社外のヒンジに!

ドアの立付が悪くなり、ドアの開け閉めに一苦労するようになった。

ヒンジの調整ができればいいのだが、、、ネジもシャフトもサビて動かない。

交換する事になります。社外品の上下分離タイプに変更します。

切りまくり、削りまくって、叩き落とすという手荒い作業にて取り外し。

写真はヒンジの残骸。

ドア本体は痛めることなく取り外す事が出来ました。

取り付けるヒンジです。材質は黄銅なのかな?錆びにくそうです。

調整は手間がかかります。ドアを閉めた状態で仮締めしておよその位置を把握したい気持ちはあるが、

何せ狭くって・・・。結局は緩めて~調整~締めての連続です。

ヘタることも考慮して、ドアをほんの少しだけ高めに調整しました。

今回はボンネット修理がメイン。

純正色のラッカー塗料だと思うのですがネバ~い塗膜が一番下に、、、、

これが曲者で、それ以降の塗膜が密着低下のより剥がれてくるという、、これもこの車の定番です。(当方の認識)

剥離用の薬剤は使えず、ネバ~い塗膜のお陰でペーパーも目詰まりが激しく使えない。

なので、カップブラシで優しく地道に剥離していきます。

その後、剥離した下地をこのまま使うと劣化したポリエステル樹脂の影響でイマイチの塗装になる

(マットの模様が浮き出る)ため1プライだけFRPマットを貼ります。

貼り終えると。

この後横面も貼ります。

そして、全面パテ修正。長い作業です。

プラサフ一回入れて、細かな修正後もう一度プラサフ。

やっと塗装です。