ポルシェ911 SC ボディレストア②

ポルシェは各部分解、確認しながら外します。

部品を外さずにシルバー塗装してあるので元色の黒がチラホラと見えてきました。

シルバーは爪やスクレーパーで簡単に剥がれます。密着はNGですね。

残念ながらリアガラスの熱線は導通がありません。

雨漏れでリアシート下のフロアにサビ穴。

恐らくサビ穴はここだけのような気がします。(剥離するまでわかりませんが・・・)

穴埋め後は延々とケレン作業・・・・。

隣と一緒に一日中やってました。

そして錆止め。

今回は染めQテクノロジーの「必殺錆封じ」 (もっとグローバルな名前を希望したい・・・)

半乾きの状態でパテできます。

もう一度錆止めを塗って2~3時間後にプラサフ塗布します。

同時に細かい部品をブラスト&防錆&プラサフにて仕上げます。

モール類も一緒に。

ライトリムは左右で材質が違うなぁ。

真鍮の方が社外品??

バンパーの小部品やミラーも。

ドアも剥離してみました。

シルバーの上には塗れないので裏表剥離しないといけません。

表側、剥離剤で作業しますが、さすがにパテが出てきました。

パテはバーナーで。

ようやく鉄板が見えてきました。

この辺りで要らぬ事に気づきます。

亜鉛メッキの下に何故か錆が・・・・。マジか!!

メッキも剥離しないといけません。

ようやく剥離が終わりました。

一先ず錆止めを塗って一段落します。

ポルシェ911 SC ボディレストア

ポルシェ911 SC アメリカ仕様車です。

エンジン不調やサスペンションの修復に目途がたったので一旦アライメントを確認し、

オーナーさん自身で走行確認。

手直し箇所はあるが、大きな問題なく、エンジン降ろしてボディ作業へ。

ギャランのオールペイント

長い間、ガレージに眠っていたギャランを復活させるべく作業します。

外装のみの復活と車検整備。

作業前にエンジンが使える状態か判断するため、キャブにガソリン入れてスタート。

あっさりと始動したのでエンジン本体は使えると判断。ボディにとりかかります。

外装は全剥離、パネル内側は簡易塗装、メッキ類は再メッキやメッキ調塗装はせず、(予算的に)

超微粒子のシルバー(レクサスの銀影ラスター)で対応します。

以下の画像のように剥離、さび落としの繰り返し。

ひどい部分はこんな感じ

防錆塗装とプラサフ塗布にて下地を作ります。

銀影ラスターはこんな感じ、普通のシルバーより輝いてます。

この後、マスキングしてマットブラックなどの塗装を施し仕上げていきます。