初代ナローポルシェのボディレストア⑤

ナローはまだ左フロア&サイドシルの作業です。

フロントピラー部とサイドシルが繋がる部分を作業しました。

フロントフェンダーの取付部分ですが朽ち果てて鉄板が無くなっていましたので

簡単形状ではありますが鉄板を付けました。

溶接で無理やり付けてあったフェンダーを本来のネジ留めに戻すつもりです。

クォーターパネル内のメンバーは狭い中無理やり作業しました。

雰囲気はメンバーっぽくなりました。

ここはクォーターパネルを一旦外さないと出来ないので・・・・。

ついでにドアの取付ネジが衝撃を受けたのか?ねじ山が緩いです。

ここは切り裂いて内部のプレートにナットを溶接し、元に戻しました。

そして、クォーターとサイドシルのつなぎ目。

適当な所を切り取ったのでこのようになってます。

純正も似たような状況ですが・・・。

ここはハンダにて形状を作ります。

純正でもハンダが付いてる部分です。

最終はパテ仕上げですのでこの位で。。。

これで左は一通り終わりましたので右に移りたいと思います。

 

 

 

 

 

 

初代ナローポルシェのボディレストア④

ナローも少し進みました。

フロアの残りとサイドシルアウター。

左リアのサスペンション付近です。トーションバーの根元が見えます。

切り取った物と製作した物。

ここも同じく張り合わせ溶接。出来る限り簡単に進めていきます。

防錆しておきます。

この辺りのフェンダー裏側。むちゃくちゃな状態。

メンバーの見える部分なので雰囲気だけでも再生しないと車検まずいかなぁ・・・。

上の内部の残骸。実際にはサイドシルアウターと繋がります。

まずはサイドシルアウターから取り付け。

アメリカのパーツが原因なのか?ボディがいけないのか?

イマイチ合いません・・・・・。

色々細工しながら作業。

どうにかなりました。

さらに続きますが今日はここまで。。。。

 

 

 

 

 

初代ナローポルシェのボディレストア③

ナローの方は合間合間に手を付けてますが、、、、

このような作業なので思ったほど進んでません。

サイドシルのインナーが付いたので、ざっと製作したフロアパネルも取り付けました。

突合せではなく重ね溶接です。時間が掛けられないので早い方法で取り付けてます。

外側からは

タイヤハウス側

左フロアはもう少し製作すべきパネルが残ってますが、もう少し。。。

ブレーキペダルを踏むとフロアが抜けそうだった状態から丈夫なフロアになってきました。

 

 

 

 

初代ナローポルシェのボディレストア②

ナローも少しずつ進んでます。

不要になった元のサイドシルアウターです。

3回重ね合せで錆修理してる模様・・・。安く仕上げるとこうなるんでしょうね。

錆の上から重ねてあります。

今回も安く仕上げないと予算オーバーしますが・・・・これは避けたいですね。

ピラーの付け根も使えません・・・。エンジン熱が通るダクトが綺麗に残ってるのは奇跡かな?

まずは、ピラー付け根を復活させて防錆。

ダクトも塗れる部分は一緒に塗りました。塗れない所は防錆油で。

乾く合間にフロアの足りない部分を製作。

そして、持込部品のサイドシルインナーを取付&防錆

これで、製作したフロアを貼れる状態になりました。

製作したフロアパネルを付けてもまだ足りない部分がありますので

取付後に現物合わせにて、更に製作&取付という段取りです。

 

 

 

初代ナローポルシェのボディレストア

アルピーヌと同時進行する事になったナロー。

かなりの錆が見えます。

ナローの中でも初代になると思われます。(多分・・旧車の歴史は詳しくありません)

予算に限りがありますので、必要に応じて手を付けていきます。

すべてに手を加えると間違いなく予算オーバーしますので、

場所によっては手を付けない選択も考えながら進めようと思います。

一番厄介で、ココが復旧出来てないと車検も難しいと思われるフロアとサイドシル。

ペダル部分も落ちそう・・・・・。

サイドシル側から

助手席側はここまで酷くないのであまり手を入れない方向で進めます。

まずは形が分かる内にフロアを出来る限り簡単に製作。

これで、7割くらいかなぁ・・・・。なるべく使えそうな部分は使わないと終わりません。

フロアがここまで出来たのでサイドシルに移ります。

フェンダーは邪魔になってきますので外します。

ただ、以前の適当な錆修理で鉄板が色々な場所に溶接されてます。

ネジで留めてある部分も溶接されてるので・・・・・外すにも一苦労。

サイドシルも鉄板の重ね合わせで適当修理し見事なまでに錆びてます。

溶接で固定されたフェンダーも。

こんなパーツを持込されてますので、少し楽かなぁ・・・・。

足らない部分が多いですが・・・・。

順序としまして、上のパネルを取り付けて、製作したフロアを合せながら取り付け。

足らない部分は出来る限り簡単に製作取付。。。。。。ココだけでも先が長い・・・。

 

 

 

 

 

 

ナローポルシェ フロア腐食の修理

ナローの仕事が以外に多い。

ドイツ車なのによく錆びるのが一因かも?

今回はフロアの腐食。

オーナーさんは色々気になる所があるようですが、

まずは大きな穴がきになるようです。

今回の場所は左のリアシート足元付近のフロア。

大きく穴が開いてます。

隣りはすでに別の修理業者によって手が加えられてます。

鉄板を切って被せてるだけなので長持ちはしないし見た目もNG。

さらにサビ゙が広がっていくので、このような作業は避けたい所。

予算も限りがあるのである程度は簡単に仕上げます。

シート類を下ろして防音マットのようなガラス繊維状のマットを剥がします。

外側から見る状態とはまた違ってます。

一面を剥がしました。

サビ穴が増えてしまいました。

張替えに入ります。

まずは帯鉄で簡単な型を作りました。

少し時間がかかりましたが、このあとは早いです。

足りない部分も簡単に終わらせました。

これ位張替え。

溶接部はサビがない方が良いのでそこだけカップワイヤーでしっかりサビ落とし。

張り替えるとこんな状態です。

表面ともチッピング塗装するので細かい作業は抜きです。

簡単に防錆。刷毛塗りです。

チッピングと黒色を塗りました。

分からなくなりましたね。

外側からは。

ここだけはまともなフロアになったと思います。

 

 

 

 

 

ナローポルシェ オールペイント/完成

長く手間のかかったオールペイントが終わった。

個人的には洒落たポルシェという感じ。グリーンもいいなぁと思います。

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アップで

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細かい所も綺麗になりました。

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ドアを開けた状態も良くなったと思います。

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後の作業は元請のビックオートさんにて行います。

 

今回は予算上パテを沢山使ったので不具合が出ない事を祈るばかり。。。。

 

 

 

 

 

 

 

ナローポルシェ オールペイント/ホイールの塗装

ナローは組み付けも一段落してきたので、残りのアルミホイールの塗装着手。

塗装といってもナローの純正ホイールはアルマイト仕上げのようですね。

検討中に裏側を見ると現在のホイールと製造方法が違う事に気が付きます。

鍛造による整形で作られているので思わず「おーーー」って感じです。

余談は置いといて、再アルマイトすれば高価な作業になるでしょうし、、私はできません。

外注に出せば恐ろしい請求がきそうです。

なので、アルマイト調に塗装したいと思うのですが、、、、問題は塗料。

本格的な塗料は、やはり高価です。

材料代で簡単なアルミホイール塗装が出来そう・・・・。

結局調達した塗料がこちら。

レクサスの一部の車両やGTRのようなレアな車両に使われてる塗料です。

メタル調の仕上がりになるものです。

これでも(300mlで)材料代は1万円コース、、、高いなぁ。

さらに残った塗料は、今後出番はないでしょう。。。

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それでは作業開始です。

元色の黒部分はラッカー系で塗装してあるので剥離するようになります。

缶スプレーでゴマカシ塗装すると後が厄介。。

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キズも結構あるのですが、ここは手間をかけず簡単に。

下地にウォッシュプライマーを塗り。

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プラサフします。

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エンブレムも簡単に。ココはキズ修正はしません。

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塗装はブラックベースにメタル調の色を塗り、クリヤーは半艶。

シルバーと黒の境目は塗装なのでテープで区切ってます。

純正とは違うようですが、塗装なので。

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車両に戻しました。

まぁ良いんじゃないかなぁ。。。

何となく金属っぽいです。

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ナローポルシェ オールペイント/組付け作業

仕上がりまでもう少しです。

塗装面を仕上げながら組付け作業も行ってます。

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単純な構造ですが一つずつ確認&清掃しながら組付けますので意外と手間がかかります。

左ドアのウィンドウレギュレーターはバネが一部折れて脱落。

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無理やりですが復旧して組付けました。

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トリム側に水が入らないよう工夫もしました。

水が入るとトリムが一気に痛むのでやった方がいいです。

ちなみに元は何もされていませんでした。

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ついでにワイパー。。。

ワイパーだけサビが見えるのも寂しい・・・。

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簡単にブラスト&塗装。

防錆にはウォッシュプライマー(金属用の密着剤)で簡易対応。

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まだまだ 組付けが続きます。

 

 

 

 

 

ナローポルシェ オールペイント/下地完成&塗装開始

長らくブログ更新できていませんでした。

たまに事故修理が多い日が続く事があり、作業進められずの状態でした。

ナローは下地が完成し塗装作業に入ってます。

まずはルーフやカウルトップ他。一気には塗装しません。

キッチリと均一に・・そしてテカテカに仕上げたい。。という思いで手間をかけて塗装します。

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時間をおいて残りを塗装。

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続けてフタ物やバンパー類を塗装していきます。

塗装が終われば組み付けと磨き仕上げ(肌調整、ブツ取りし、さらに艶出し)をします。

もう少しで完成です。。。